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みえる詩あそぶ詩きこえる詩(はせみつこ編、飯野和好え)

クリーチの『ハートビート』『あの犬が好き』がよくて、(詩って、イイなあ)と思い、久しぶりに図書館の「詩」のあたりの棚をうろうろする。大人の本棚はいまひとつピンとこなくて、子どもの本棚をうろうろ。

それで、この飯野和好がババーンと絵をかいている『あそぶ詩みえる詩きこえる詩』と、もうひとつやはり飯野和好の絵がおどる『うち知ってんねん』を借りてきた。

みえる詩 あそぶ詩 きこえる詩みえる詩あそぶ詩きこえる詩
(1997/04)
はせみつこ編
飯野和好え

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私は、なぜか子どものころから、この飯野和好の絵がすきなのである。
この「みえる詩あそぶ詩きこえる詩」は、きっと「見えるし遊ぶし聞こえるしィ」と読むのと掛けてあるのだ。もうぜったい関西弁である。「~~してもええデ」という意味である。

いろんな詩人の「詩」を、はせみつこが編んだものだが(はせみつこといえば、中畝治子さんと『ひらひらきらり―ミッチーのことばあそび 擬音語・擬態語1・2・3』をつくった人であり、谷川俊太郎との『アラマ、あいうえお』のアラマ先生でもある)、この本のさいごのところで

「この詩集(ししゅう)のたのみかたについてのよけいなひとこと」

という、はせみつこの「し」が掲げてある。

『みえる詩() あそぶ詩() きこえる詩()』のなかの
詩()は どれも
みても いい詩(
あそんでも いい詩(
きいてもいい詩()……
ゃべってもいい
うたってもいい
おどってもいい……
かしたら なんにもないで
心に まって まっても いい詩(
ばかりです。
」だらけになって まったので
これで
「よけいなひとこと」を
おわりに ます
まった!
またよけいながふえて
まった!
(pp.164-165)
(ほんまは「詩」の「し」はルビで振ってある)

そして、巻末のはせの言葉を待つまでもなく、この詩集、ほんまにおもろくて、あそんでも、しゃべっても、おどっても、心にしまっといても、ええなアと思えるやつなのだ。

はせは、「あとがき」のあとにもこんなのをかいている。

とばはつなぐ
おくとちかく
らとみつばち
れかとだれか
まとむかし
きときらい
みとわたし
(p.167)

さらにウレシイのは、このコンビで、つまり飯野和好の絵で、これの前作『しゃべる詩あそぶ詩きこえる詩』があるということである。また図書館で借りてこよ。

詩もいいけど、飯野和好の絵もいいのだ。というより、これで飯野和好の絵がなかったら、全然ちゃうで。ちなみに、『うち知ってんねん』はこんな表紙である。
shimada.jpg
そして、私はいま図書館の資料検索をしていてスゴイものをみつけてしまった。前作の本の朗読CD「しゃべる詩・あそぶ詩・きこえる詩」がある!(この本にも朗読CD「みえる詩・あそぶ詩・きこえる詩」はあるようだが、あいにく図書館にないようだ…ちっ)

私は、この本にも入っている谷川俊太郎の「ぴあの」に曲をつけて歌ったDivaのCDや谷川俊太郎が自作を朗読したCDなどは持っているが、はせみつこの朗読にもひじょうにココロひかれるものがある。ので、早速図書館に予約した。

ウキうきウキ~
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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