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読んだり、書いたり、編んだり 

明治人ものがたり(森田誠吾)

『明治人ものがたり』は昔買って読んだ本のような気がしていた。昨日、父宅で、ちょっとヒルネの隙があったときに、ちょっと何かと本棚から拝借して、ごろんとして眺め、そのまま借りて帰った。

明治人ものがたり (岩波新書 新赤版 (577))明治人ものがたり
(1998/09)
森田 誠吾

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しかし、読んでみても、どうもおぼえがない。なにか他の本と間違えているのであろうか。
いっとき、江戸や明治モノの本を読んでみたり、復刊と聞きつけては買ってみたりした頃がある。この森田誠吾の本の巻末に"参考文庫本一覧"が掲げてある(文庫本であるのは、森田がうっかりクルマにはねられて入院生活を百日ばかり送った際に、「手はじめに薬の効能書き、つぎはパンフレットのたぐいから、薄い文庫本と相手を変えて」ひたすら文字を追った大変な乱読のなかから「話のたね」を拾って書いたものだからである)。

その中で私が借りたり買ったりして読んだものとたしかにおぼえている本は
篠田鉱造の『明治百話』、森茉莉の『記憶の絵』『ベスト・オブ・ドッキリチャンネル』、幸田文の『父・こんなこと』『流れる』、あたりか。

篠田鉱造はたしか『女百話』というのもあって、おもしろくてそれも読んだおぼえがあるし、森銑三や内田魯庵は他の文庫本などを買い求めたおぼえがある。

病床の乱読から拾った「話のたね」をもとに書かれたのは、「睦仁天皇の恋」「学歴のない学歴」「マリとあや」の3篇である。おもしろくて、ついついつい読みふける。

睦仁天皇とは明治帝であり、その話を星新一の『夜明けあと』から書き起こし、学歴のない学歴とは山本夏彦を手がかりに森銑三のことに分け入って書いたものであり、マリとあやは森茉莉と幸田文のことである。

それで、森田誠吾の名はどこかで聞いたなアと思ったら、『いろはかるた噺』を書いたいろはかるた研究者として、鶴見俊輔の『読んだ本はどこへいったか』で読んでいたのであった。

昔読んだのやら、買ったけれど長らく積んでいた本を読みたくなってきた。
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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