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みんなの好きな学校(シャロン・クリーチ/ハリー・ブリス/長田弘)

シャロン・クリーチに『父さんと釣りにいった日』のほかにも絵本があるようなので、借りてきてみた。

みんなのすきな学校 (講談社の翻訳絵本―ピュア・セレクション)みんなのすきな学校
(2003/03)
シャロン・クリーチ文
ハリー・ブリス絵
長田弘訳

商品詳細を見る

かいた人が違うのだからアタリマエだが、絵のふんいきが『父さんと釣りにいった日』とぜんぜん違う。違うこの絵が、にやーっとしてしまうおかしさ。
扉の絵から、もうにやーっとしてしまう。献辞が書かれたページの、朝みんなが学校へやってくる風景も、その次の本文がはじまるページの絵も、イイ。芸がこまかいというか。

ティリーの通う学校の校長先生キーンさん。
キーンさんは自分の学校が好きでスキですきでたまらん。

私はこの学校が大すきです!もっと学校の時間をふやすことにします!と、キーンさんは調子こいて、土曜日も学校に来ることにして、つぎは日曜も学校に来ることにして、さらには祭日も学校に来ることにして、いよいよ夏もずーっと学校に来ることにしてしまった。

みんなの顔がだんだんげんなりしてうんざりしてくる。(それでもティリーもみんなもセンセイたちも学校に来てしまうというのは、お話だからか)

みんなが何かを学んでる!すんばらしいねぇ、学校ビバビバと思ってるキーンさんに、夏休みの1日目にティリーが話をしにいく。みんなが何かを学べているわけじゃありません、と。

キーンさんは次の日に学校のみんなを集めた。
みんなもうかなりキテるから、こんどは妹や弟も学校に連れてこいって話か? 犬も連れてこいって話か?と身構える。

ちがった。
「これからは、土曜日も、日曜日も、祭日も、夏休みも、休み、にします!」


原著タイトルは"A FINE,FINE SCHOOL"。
チョーさいこーの学校、って感じ?

カバーの袖に、クリーチのこんな言葉が引かれている。
▼「勉強はだいじだけど、草原にねそべって、雲をながめる時間もだいじ」

そうそうそう!
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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