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読んだり、書いたり、編んだり 

温室デイズ(瀬尾まいこ)

瀬尾まいこの本は、出てるのをほとんど読んでいるが、この本だけ、ちょうど出た頃に図書館でけっこうな数の予約待ちがあって、またそのうち予約がなくなった頃に借りて読もう…と思ったまま2年あまりもたっていた。

温室デイズ温室デイズ
(2006/07)
瀬尾 まいこ

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こないだ図書館で見かけて、あーこれ読んでなかったしと借りてきて、読む。

たしか、学校ネタの話やったっけなーと読みはじめてみたら、学校でのいじめネタの話で、私がこれまで読んだ瀬尾作品と、ちょっと印象がちがった。
読んでいて、干刈あがたの『黄色い髪』を思い出す。

干刈あがたの子どもは私とほぼ同い年で、中学校が荒れたと言われ、戦後の少年非行の第三のピークと言われた時期に中学生だった私には、『黄色い髪』に書かれた学校のことやいじめのことは、実感としてすごくわかるものだった。おそらく、干刈はそういう時期に中学生だった子どもをもった母の目をもって書いたのだろうなと思った。

瀬尾作品を読んで『黄色い髪』を思い出したのは何でだろうと考えてみて、『温室デイズ』には、ケータイやネットの話がまったく出てこなかったからかも、と思う。

そして、サイバラの『この世でいちばん大事な「カネ」の話』あさのあつこの『ランナー』と似て、この小説にも、子どもの貧困や虐待のことがちらっと描かれる。

何度も読んだ『黄色い髪』を、また読みたくなった。
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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