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ルース・ベーダー・ギンズバーグのお気に入りだった本

ジョナ・ウィンター著、ステイシー・イナースト絵
『大統領を動かした女性 ルース・ギンズバーグ―男女差別とたたかう最高裁判事』汐文社

大統領を動かした女性 ルース・ギンズバーグ―男女差別とたたかう最高裁判事

映画「ビリーブ―未来への大逆転」を見た。別の映画館では「RBG―最強の85歳」を上映中だと教えてもらった。

RBG、ルース・ベーダー・ギンズバーグ。1933年生まれ、現役の最高裁判事だという。ことしで86歳になる人だ。
ルースは、絵本にもなっていた。原著は2017年、日本語訳は2018年に出ている。図書館で借りて読む。

ルースのお母さんは大学に行けるくらい頭のよい子だったけれど、その時代、女の子の進学は反対された。ルースのお母さんは、大学に進んだ兄の学費を助けるために働き、結婚してからは「女性は家にいるべきもの」と考える夫にしたがった。

ルースは週に一度、お母さんが美容院に行っているあいだ、図書館ですごしていたというくだりで、ルースのお気に入りとして「神話の本」と「少女探偵ナンシー・ドルーの本」があげられている。

そこを読んで、するすると記憶の底から出てきたのは、『少女ナンシーの冒険』!!! 40年くらい前に読んだ本だ。このナンシーは、ルースが読んでいたナンシー・ドルーと同じだろうか。

図書館のカウンターで、そのむかし『少女ナンシーの冒険』というタイトルの本を読んだと記憶するが…とたずねてみる。図書館の書誌データには、そのタイトルは見あたらないという。ぱかぱかと検索してくださって、どうやら大人向けの文庫本があるらしいと分かる。

しかし、私が読んだのは子ども向けの本だ。翻案ものだったのかもしれない。話していると、隣のカウンターにいた司書さんが、フォア文庫に少女探偵ナンシーのシリーズがあったような…と探して、書架にあった2冊をもってきてくれた。

私がおおむかしに読んだ本とは挿し絵もまったく違うが、原著は1930年代に出ているものだし、主人公はナンシ・ドルーだし、少なくとも、ルースが読んでいた「少女探偵ナンシー・ドルーの本」は、現在、フォア文庫にシリーズで入っているものと同じようだ。

そんなにシリーズ本があるとは知らなかったが、私の読んだ古い本は、どこかの図書館にないものか。私のかすかな記憶では、クー・クラックス・クラン(KKK)のごとき、白いシーツをかぶったような集団が出てくる場面があったように思う。

『少女ナンシーの冒険』家に帰って、ネット検索をぐるぐるしてみると、私が読んだのはたぶんこれ!というのを発見。

書誌情報をしらべると、

原作 カロリン・キーン
編著 諏訪晃子
画者 高木清(表紙絵・口絵・挿絵)
発行所 偕成社〈少女名作シリーズ19〉

であるらしい。「編著」とあるからには、子ども向けの翻案ものなのだろう。



さらに、あちこちサイトをうろつくと、この『少女ナンシーの冒険』の元は、『レッド・ゲート農場の秘密』、あるいは『白い秘密結社』という本らしいことも分かった。

『白い秘密結社』『白い秘密結社』の表紙画像をみると、『少女ナンシーの冒険』と構図が同じ。

書誌情報は、
カロリン・キーン/著
ジャン・マケーレブ/共訳
小野瀬 嘉慈/共訳
読売新聞社
 アメリカン・ジュニア・ミステリー・ブックス
 ナンシー・ドルー・シリーズ 4

原著者のCarolyn Keeneは、かつて「カロリン・キーン」と表記されていたが、いまのフォア文庫などは「キャリロン・キーン」表記である。

子どもの頃のルースが、私もむかし読んだ「ナンシー・ドルー」の本を読んでいたとは! ナンシーのシリーズは、フォア文庫などで読むにしても、古いなつかしい絵柄の本も読んでみたいので、そのうち図書館で相互貸借をお願いしようと思う。
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在92号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第67回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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