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読んだり、書いたり、編んだり 

ほたる館物語3/新ほたる館物語/ランナー(あさのあつこ)

続けて、あさのあつこの本を読む。

ほたる館物語〈3〉 (ピュアフル文庫)ほたる館物語 3
(2007/05)
あさのあつこ

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ピュアフル文庫には、森絵都の「解説」がついていて、これがまたよかった。『ほたる館物語』のどういうところがエエのかを書いている。
田舎の老舗旅館が舞台、そこの女の子を主人公にした物語…といってツイ思い浮かべてしまう話を、まったくもって裏切ってくれるのが『ほたる館物語』だ、と書いてある。
主人公の一子、同級生の雪美と柳井くん、この3人がまた目に浮かぶようでほんまにオモロイ。

新ほたる館物語 (カラフル文庫)新ほたる館物語
(2007/03)
あさのあつこ

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続けて「新」がついた『ほたる館物語』。図書館での空きの関係で、これはカラフル文庫版を借りる。シリーズの前作を読んでない人のためにか、さいしょのところに主な登場人物が“似顔絵”つきで紹介されている。…前に読んだ本では、じゃりんこチエ風の一子の顔くらいですんだのが、お父さんやお母さんやおばあちゃん、広さんまでかいてあって、それがちょっーと私の想像とちがうため、(ああ、活字からの勝手な想像をするには、挿し絵も考えものよのう)と思うのであった。

この『新ほたる館物語』、わるくはないが、『ほたる館物語』3冊のいきおいに比べると、ちょっと落ちる感じ。かすかに説教臭いというか。

ランナーランナー
(2007/06)
あさのあつこ

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そして、『ランナー』。表紙はどうみても陸上競技のトラックだし、走る人の話なのだろうと思って読みはじめたら、走る人の話でもあったのだが、ちょっと『永遠の仔』風の話でもあった。妹と母をまもろうとしてバランスを崩しかける主人公、娘の目を見ると別れることになった元夫が浮かんで自分が狂気に走ってしまいそうになる主人公の母。

走る話といえば、三浦しをんの『風が強く吹いている』なんかもあるが、また違った。まだ読んでない走る話では、増田明美の『カゼヲキル』や、佐藤多佳子の『一瞬の風になれ』を読んでみたいところ。
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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