読んだり、書いたり、編んだり 

9月に読みおわった本

★父の状態が全く落ち着かないため、「ブックマーク」88号発行は、当面のあいだ延期します

この1カ月は、やっと退院か!と思うと、父が肺炎になり、ようやく落ち着いてきたかと段取りしようとすると、父がまた肺炎になり… 全くもって見通しの立たないなか、夏の疲れが出てきたようで、自分自身が体調を崩して、ほんとにきつかった。
病院へ1人で行くのがしんどくなってきて、なるべく妹と連れだって行き、そうでないときは同居人に同道を頼んだ。自費で依頼したヘルパーさんにも、ときどき父を訪問してもらった。

今月も、買ったり借りたりで本はかなり読んだ。意識して「休養日」をとるようにして、秋晴れの日に散歩に出たり、中学時代の旧友と会ってしゃべったりした。映画も1本みたし、月末には久しぶりに美術館に足を運んだ。それでも、なんともしんどかった9月。

以下、9月に、てっぺんから最後まで読んだ本と、みた映画のリスト。

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○五島朋幸・篠原弓月『口腔ケア○と×』中央法規出版
○NHKスペシャル取材班『老衰死―大切な身内の穏やかな最期のために』講談社
○くさか里樹『ヘルプマン!! 1 介護蘇生編』朝日新聞出版
○髙樹のぶ子『マイマイ新子』ちくま文庫
○石飛幸三『 「平穏死」のすすめ―口から食べられなくなったらどうしますか』講談社文庫
○垣谷美雨『後悔病棟』小学館文庫
○塩田芳享『食べる力―口腔医療革命』文春新書
○柚木麻子『BUTTER』新潮社
○新海誠『小説 君の名は。』角川文庫
○碧野圭『書店ガール 5 ラノベとブンガク』PHP文藝文庫
○道尾秀介『月と蟹』文春文庫
○山田あしゅら『毒舌嫁の在宅介護は今日も事件です!』主婦と生活社
○宮下隆二『未来は、ぼくたちの未来。』小学館文庫
○冨恵洋次郎『カウンターの向こうの8月6日―広島 バー スワロウテイル「語り部の会」の4000日』光文社
○ブレイディみかこ『花の命はノー・フューチャー: DELUXE EDITION』ちくま文庫
○河野通和『 「考える人」は本を読む』角川新書
○城戸久枝『長春発ビエンチャン行―青春各駅停車』文藝春秋
○有吉佐和子『夕陽ヵ丘三号館[新装版]』文春文庫
○中島京子『長いお別れ』文藝春秋
○帚木蓬生『安楽病棟』集英社文庫
○小林広司『黒島を忘れない―太平洋戦争末期、特攻隊員が墜落し、流れ着く島があった』西日本出版社
○朝日新聞取材班『認知症とわたしたち』朝日新聞出版
○グレゴリ青山『グレさんぽ―琵琶湖とかインドとか―』小学館(フラワーコミックススペシャル)
○城戸久枝『あの戦争から遠く離れて―私につながる歴史をたどる旅』文春文庫
○城戸久枝『黒島の女たち―特攻隊を語り継ぐこと』文藝春秋
○小笠原文雄『なんとめでたいご臨終』小学館
○近藤史恵『タルト・タタンの夢』創元推理文庫
○近藤史恵『ヴァン・ショーをあなたに』創元推理文庫
○『マカロンはマカロン(近藤史恵)東京創元社(創元クライム・クラブ)』
○アントニオ・G・イトゥルベ『アウシュヴィッツの図書係』集英社
○城戸久枝『祖国の選択―あの戦争の果て、日本と中国の狭間で―』新潮文庫
○春日武彦『鬱屈精神科医、占いにすがる』太田出版
○黒川博行『燻り』角川文庫
○黒川博行『破門』角川文庫
○ハリエット・アン・ジェイコブズ『ある奴隷少女に起こった出来事』大和書房
○盛田隆二『父よ、ロング・グッドバイ―男の介護日誌』双葉社
○森 毅『数学受験術指南』中公文庫

(映画)
○『舟を編む』(amazon prime)

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8月の再入院から1カ月経った9月初め、病院の医療ソーシャルワーカーさんと退院後の相談。前の退院のときに"保険"で申し込んでいた老健が受け入れてくれるというので、そこへ入所、あとは日程調整… のつもりでいたら、父がまた肺炎を起こす。退院はおあずけ、振り出しに戻る。

自分自身の体調もよろしくなくて、8月下旬からの副鼻腔炎の治療に耳鼻科へ通っていたら、こんどは出血で右目が真っ赤になった。痛くもかゆくもないが、さすがにこわいので眼科へ行くと「疲れでしょうねー」と言われる。幸い、眼底出血はなく、表面だけの出血で問題はないらしい。

そんなガタガタの身体をだましだまし仕事に出ていたが、月半ばには遠すぎる通勤にくたびれはてて、ヤッテラレネエ!と衝動的に辞めたくなった。父のことも悩ましく、疲れているのに眠りの浅い日がしばらく続き、自分でも(ちょっとヤバい…)と思う。妹も私も仕事があるだけに、父対応は日程の段取りをつけたいと思うが、全く思うようにはいかず、それがつらい。

9月半ば、看護師さんとも話をして、肺炎がやっと治まってきたか、そろそろ退院か…と想定し、妹と2人で平日に有休をとって「できればこの日に退院したい!」と病棟に伝えていたところ、再び病院の医療ソーシャルワーカーさんから電話。父の状態が前の退院時から変化しているので、受け入れ予定の老健による「再度の面談、それから入所判定」という段取りになる、と聞かされる。再面談の日時として、月末に近い平日を指定される。また振り出しに戻るのか?この状態で入所がアウトになったらどうすればいいのか?と妹とモヤモヤ。

想定した日の退院はなく、妹と2人でせっかく有休をとったので、久しぶりに父宅で片付けをした後、病院へ行ってみると、父がまたもや痰の絡んだ咳をしていた。(ここで体調を崩さないでくれー)と念じながら帰るも、翌日、自費で頼んでいるヘルパーさんより「38度台の発熱で黄色い痰が出ている」と連絡をもらう。また振り出しに戻る。

2日後は老健との再面談… という日に、病院の医療ソーシャルワーカーさんより電話。父の熱は下がってきたものの、抗生剤の点滴はまだついており、昨日から酸素マスクもしているという状態なので、再面談は延期とのこと。(いつ退院できるのか…)と妹とへこむ。

老健の再面談は延期になったが、その代わりに「主治医が、今後の療養先の話をしたい」とのことで、妹と2人で有休とって病院へ。主治医によると、父は「のみこむ力はある」が、誤嚥性肺炎を2週間くらいで繰り返しており、危なすぎるので「口から食べるのは断念させてもらった」という説明に、妹と悩む。

炎症反応はおさまってきているようだが、痰の量が多く、吸引も頻回で、この状態で老健など介護施設へ入るのは難しいという意見も聞く。食事をストップされたことを父は納得できておらず、「のみこむ力はある」と言われただけに、こちらも悩む。

父の状態は改善する見込みがあるのか、あるいは一時的な落ち込みではなく、老衰の過程にあると捉えるべきなのか。

最初の入院時から、もともとの好き嫌いの多さもあって、病院での食事量は多くはなく、2カ月あまりの入院で父は数キロ痩せ、自分で歩くのも難しいくらいになった。自宅へ帰った当日と翌日くらいはかなり食べたが、その後は食がぐっと細ってさらに痩せた。それでも、ベッドから車椅子で移り、トイレへ自力で行くくらいはできた。

再入院からあとは、気胸治療のために管がついたせいもあり、ベッド上の時間が増えてしまい、相変わらず食事量は増えず、栄養状態の悪化とあいまって、ますます痩せた。坐位をとるのも難しいほどになって、褥瘡も悪化。そこへ誤嚥性肺炎を繰り返している。誤嚥の一因は、胃腸の消化が衰えているせいもあるらしい。

「口から食べる」ことで体力が戻る可能性はあるのか、それよりも再びの肺炎で苦しくなってしまうのか、そこの見極めがほんとうに難しい。
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在89号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第50回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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