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読んだり、書いたり、編んだり 

8月に読みおわった本

★8月に予定していた「ブックマーク」88号発行は、延期します

7月半ばに退院してきた父は、ヘルパーさんや訪問看護師さんなどに来てもらいながら自宅での生活をはじめ、試行錯誤しながらも、そろそろ落ち着いてくれるか…と思っていたところで調子を崩し、また入院になってしまった。家に帰ったのは、たった3週間。
救急で受診したら、気胸を起こしていると治療のために管を入れられて、そのまま入院になった。おそらく転院してもらうことになる…と言われてはいたが、その転院がまたいきなりで、こんな移り方ある?!と不信感をもつほどだった。再入院から5日で転院、それから3週間になる。

入院は、年寄りにはダメージが大きいと前回も思ったが、今回の再入院と転院は、管をつけられていたこともあって、ベッド上で横たわる時間が増え、ますます父はヨレヨレになり、坐位をとるのも難しいくらいになった。おまけに、管を外さないようにと一時はミトンをはめられ、その手をベッド柵にくくられ、翌日に朦朧とするほど薬を盛られるなどの「抑制」をされて、その精神的なダメージも非常に大きいと感じた。治療がようやく一段洛して管がとれたあと、「この言うに言われぬような人権侵害に反対する運動を起こしたい」と父はずいぶん怒っていた。

自分で自由に身動きがとれないせいもあるのだろうが、病院へ行くと、父は「あまり早く帰らないでほしい」「次はいつ来てくれるか」と言い、ついには、「これまで人づきあいをあまりしてこなかったから、誰も見舞いに来てくれない」と半泣きで言うのだった。私も妹も平日にはそう行けないので、自宅へ帰っていた間のヘルパーさんを自費でお願いして、病院へ話し相手に行ってもらっている。(医療保険と介護保険が同時に使えない、という仕組みはいまだに謎)

私は、職場の夏期休暇でやっと一息つけたと思ったものの、再入院と転院で、似たような書類を何度も書き、交通の便がいいとはいえない病院へ、最大4日連続で通い、ずいぶんくたびれてしまった。妹に任せて休養した日もあったが、とうとう自分が体調を崩す。

8月下旬になって、頭痛のあとに38度超えの熱が出て休んでから、咳と喉の痛みが続き、なかなかスッキリしないので耳鼻科へかかると副鼻腔炎になっているとの診断。たくさんの薬をもたされて、それでようやく押さえ込んだ状態。仕事も当分忙しいし、だましだまし、休み休みの遠い通勤が堪える。

そんなこんなで、7月に父が退院する前には「じじいのことばっかりやってられん!ブックマークつくるぞ!」と張り切っていたが、ちょっと8月発行は無理…と延期を決める。郵便やメールで届いた本の紹介を整理するところまではやったのだが、表紙のしおりも、Pさんの古文書も、まだ手つかず。

本だけは結構読んだ8月。病院へ行って、なかなか帰れず、図書館に間に合わない日が続いて、ネットでぽちぽちっと買うことが数度(今月読んだ本のうち10冊は買った本)。映画も久々にみた。家で2日続けて4本みたあとには、それぞれの原作本を読んだ。もう10年ほど前に原作マンガを買って、たびたび読み返している『この世界の片隅に』は、映画になったのをみるかどうか迷っていたが、爆心地の繁華街を描いたというのも見てみたくて、これはロングラン公開していた劇場で。

やっと夜が涼しくなってきた。夏疲れの出てくる季節、またこのあとは父の退院とその後のことをやっていかないといけないし、用心しようと思う。

以下、8月に、てっぺんから最後まで読んだ本と、みた映画のリスト。

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○獅子文六『大番(下)』小学館文庫(北上次郎選「昭和エンターテインメント叢書」2)
○獅子文六『大番(上)』小学館文庫(北上次郎選「昭和エンターテインメント叢書」2)
○黒川博行『疫病神』角川文庫
○北村薫、宮部みゆき編『名短篇、ここにあり』ちくま文庫
○落合恵子『【決定版】母に歌う子守唄 介護、そして見送ったあとに』朝日文庫
○高口光子『認知症介護びっくり日記』講談社(介護ライブラリー)
○三好春樹『老人介護 常識の誤り』新潮文庫
○碧野圭『書店ガール 4 ―パンと就活』PHP文芸文庫
○今村夏子『星の子』朝日新聞出版
○星野博美『戸越銀座でつかまえて』朝日文庫
○吉田秋生『海街diary 7 あの日の青空』小学館(フラワーコミックス)
○原田マハ『暗幕のゲルニカ』新潮社
○高口光子『介護施設で死ぬということ―生活支援の場のターミナルケア』講談社(介護ライブラリー)
○平川克美『俺に似たひと』医学書院
○三浦しをん『神去なあなあ夜話』徳間書店
○三浦しをん『神去なあなあ日常』徳間文庫
○西山耕一郎『肺炎がいやなら、のどを鍛えなさい』飛鳥新社
○帚木蓬生『ネガティブ・ケイパビリティ―答えの出ない事態に耐える力』朝日選書
○加納朋子『トオリヌケ キンシ』文春文庫
○内澤旬子『漂うままに島に着き』朝日新聞出版
○赤川次郎『盗みは人のためならず』徳間文庫
○佐藤美紗代『ヒロのちつじょ』太郎次郎社エディタス
○赤川次郎『泥棒たちのレッドカーペット』徳間書店(トクマ・ノベルズ)
○安岡芙美子『認知症を生き抜いた母―極微の発達への旅』クリエイツかもがわ
○望月麻衣『京都寺町三条のホームズ(7)贋作師と声なき依頼』双葉文庫
○獅子文六『信子』朝日文庫
○吉田秋生『海街diary 8 恋と巡礼』小学館(フラワーコミックス)
○獅子文六『おばあさん』朝日文庫
○獅子文六『バナナ』ちくま文庫
○原田マハ『あなたは、誰かの大切な人』講談社文庫
○町亞聖『十年介護』小学館文庫
○碧野圭『書店ガール 6 遅れて来た客』PHP文芸文庫
○三谷幸喜『清須会議』幻冬舎文庫
○『親を看取る』マガジンハウスムック
○福岡伸一『新版 動的平衡―生命はなぜそこに宿るのか』小学館新書
○小山愛子『舞妓さんちのまかないさん 1』小学館(少年サンデーコミックススペシャル)
○上野千鶴子『おひとりさまの最期』朝日新聞出版

(映画)
○『この世界の片隅に』(劇場)
○『風が強く吹いている』(amazon prime)
○『WOOD JOB!~神去なあなあ日常~』(amazon prime)
○『清須会議』(amazon prime)
○『テルマエロマエ II』(amazon prime)
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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