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河野義行、磯貝陽悟、下村健一、森達也、林直哉『報道は何を学んだのか』岩波ブックレット、2004年

河野義行、磯貝陽悟、下村健一、森達也、林直哉『報道は何を学んだのか 松本サリン事件以後のメディアと世論』岩波ブックレット、2004年

▽事件から10年、報道の何が変わったのか
1「取材者」
森[達也] …テレビの取材現場が、機械的にすごい勢いで世代交代している…マスメディアにだって、オウム報道の際に自分たちは境界を踏み越えたという意識を持っている人は少なくないのです。個人として矛盾や内省を抱え続けている人たちは、たくさんいるはずです。でも組織としての新陳代謝が優先されてその煩悶が受け継がれていない。個人における矛盾や内省が、その段階で停止してしまっていることもその背景にあるのでしょう。実際の現場は業界に入ってから二、三年の連中がやっています。…

林[直哉] マスメディアには、過去の教訓を日々の取材に活かす組織的な仕掛けやシステムが構造的に欠けていて、その部分を全て報道に携わっている個人の力量に依存しているということですね。それにしても、報道現場の人事構造の問題点を、送り手側の「新陳代謝」という一言で片づけられないと思うのですが。

下村[健一] むしろ「新陳代謝」せずに永年現場に出ている人が、"慣れ"に毒されて正常な感覚から遊離してしまう、いわゆる「スレ」てしまうという逆の問題もありますからね。…
(23-24ページ)
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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