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武田徹『戦争報道』ちくま新書

武田徹『戦争報道』ちくま新書、2003年



▽…棘をもって相手を刺す言葉を使う権利を一方的に獲得してしまい、相手側に使わせなくする。しかも、それをいかなる強制力も用いず、真綿を締めるごとく、いつのまにか着実に成し遂げてゆく。(163ページ、9-12行目)
 真綿を締めるごとく?
→真綿【で首】を【絞】める



※真綿(まわた)
糸にできない屑繭(くずまゆ)を引き伸ばし乾燥した綿。軽くて強く、暖かい。引き綿・布団綿としたり、紬糸(つむぎいと)の原料とする。絹綿。
――で首を絞める
一挙に核心をつくのではなく、時間をかけてじわじわと責めるたとえ。
三省堂提供「大辞林 第二版」



▽…『ハート・オブ・ダークネス』の中でキルゴアを演じていたロバート・ディバルがそうコメントいるし、フレンチは前掲書でそのモデルがジョン・ストックトン大佐だとしている。(138ページ15-16行目~139ページ1行目)
→コメント【して】いるし、 ?



▽しかしネットを経由して世界中の情報が検索可能になった今や、ひとつの見方を完全に覆す見方が同時に視野に入ってくることも頻繁となり、その真偽の判定は受け手には荷が重い。(189ページ、12-14行目)



 今や?
→世界中の情報が検索可能になった今 ?



※今や(いまや)
(副)
(1)今こそ。まさに今。
「―決起すべき時」
(2)今にも。あわや。
「波頭の―崩れんとする一瞬」
(3)今では。
「―天下の横綱だ」
三省堂提供「大辞林 第二版」



▽…最終節となる次節では、今までとは少し毛色を変えて現在進行中のひとつの試みをケーススタディし、現状分析から未来に向けた可能性の一端を示してみたい。(190ページ、7-9行目)



 毛色?
→武田はここまでの章節で、ベトナム戦争時、および湾岸戦争時の報道を扱っている。“毛色を変えて”というのは、おそらく、“過去の”できごとを分析・検証するのではなく、“現在進行中の”事柄を扱うことを指しているのだろう。それは“毛色を変えて”という表現になるのだろうか?



※毛色(けいろ)
(1)獣類の毛の色。羽毛の色。また、頭髪の色。
(2)物事の種類。性質。
「―の一風変わった人間」
三省堂提供「大辞林 第二版」

 
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2005.10.21 Fri 09:37 かず  #79D/WHSg
誤植日記、始まりましたね(^^)
楽しみにしていました。
読んでてとても勉強になります。
ココログのデザインもシンプルで素敵です。

最近、家でゆっくり本を読む時間が増えました。
今は、桐谷正の「荊軻と高漸離」を読んでます。
あと、北方の水滸伝、井上祐美子のとか。
私の中でビバ☆中国ブームがまた来ております。
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第66回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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