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失敗の愛国心


失敗の愛国心
鈴木邦男(著)
100%ORANGE(装画・挿画)
\1,260
理論社よりみちパン!セ
2008年

「日本のためによかれと思い、四十年間「右翼」をやってきました」という著者による、パン!セの一冊。
鈴木は、執筆依頼がくるまでも、パン!セのシリーズを読んでいたそうだが、執筆を依頼されて、執筆者の礼儀として「よし、書く前に、このシリーズを全巻読破しよう」と思い、改めて全巻読んだそうである。エライ!

▽愛国心とは、その言葉にある通り「心」のことだ。だから各自の心の中にしまっておけばいい。大声で言い合うものではないし、その大きさをくらべるものでもない。誰かに強制されるものでもない。実は、僕だって最近そう思うようになった。以前は、強制してでも「愛国心教育」をすべきだと思っていた。また、この国のためなら命をかけるのは当然だ、国のことを考えない人間は許せない、と思っていた。
 ところが、四十年も右翼運動をしていると、多くの人を見ることになる。「自分こそ愛国者だ」と言っている人の中にもくだらない人はいる。一方、「愛国心なんか必要ない」と言っている人の中にも立派な人はいる。「何を語るか」ではなく、「何をやるか」だ。
 そんなことがやっと分かった。「思想」ではなく、人間だ。そんな簡単なことが分かるのに四十年もかかった。その、迷い、悩み、失敗してきた経過を書いてみよう。
 …批判、反発もあるだろう。「ここは違うよ」「考え方が偏ってるよ」「お前はおかしいよ」。どんどん批判しながら読んでほしい。(pp.5-6)


奥付にはこう書いてある。

▽…みずからの著作活動についてどのような反応・反響へも言葉でもって応えることを「覚悟」とし、著書のすべてに自宅の住所と電話番号を記しつつ、講演や対談をはじめ、求めがあれば思想や立場をこえて旺盛な発言をつづけている。言論の場が容易に奪われ、その自由がないがしろにされる現代の状況に厳しく警鐘を鳴らしながら、思想書からサブカルチャーまでジャンルを問わず、柔軟でみずみずしい好奇心の赴くままに本をひもとき、さまざまな価値観と出会うべく広く対話を行う日々。


ホームページ「鈴木邦男をぶっとばせ!」はここ
http://kunyon.com/


本もたくさんあるようなので、読んでみよう~
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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