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アール・デコの館―旧朝香宮邸(増田彰久・写真、藤森照信・文)

アール・デコの館―旧朝香宮邸アール・デコの館―旧朝香宮邸
(1993/04)
増田彰久・写真、藤森照信・文

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3月に東京へ行ったとき、ちょうど1週間前にも見にきた!というJちゃんの案内で庭園美術館を見物した。元の朝香宮(あさかのみや)邸で…というくらいは知っていたが、入るのは初めてだった。

なんでも3年ほどかけて改修工事をしてリニューアルしたとか※。庭園美術館といいながら庭園はまだ工事中で入れなかったが、建物のなかのあれこれが「お芸術」で、ふぅ~ん、へぇ~と思いながら見物。新館がつくられたところといい、大山崎の山荘美術館を思わせるものがある。

建物に入ったところには、この文庫のカバーにも使われているガラス細工のでっかい玄関扉がある。これが、モリモリっと鳩胸のような盛りあがりのある女性像で、ラリック作という。こんなモリモリのガラスを、どないしてつくって、どないして運んできてここに付けたんやろ?と思うほど。
帰ってきてから図書館で借りたこの本は半分以上が写真で、しかもその写真がけっこう古い。文庫は1993年刊だが、親本は1984年刊… ざっと30年余り前の本なのだ。こないだ実際に見た喫煙室は竣工当初とは違い、改装されているそうだが、その改装前らしい写真が入っていた。

新館では映像も上映していて、パリの建築で「アール・デコ」と「アール・ヌーヴォー」を比べたのが、おもしろかった。うねうねにょろにょろした曲線使いで、19世紀末に大流行したアール・ヌーヴォーに対して、スッキリさっぱりと直線使いで、1910年頃から流行ったというアール・デコ。おおざっぱにいえば、そういう違いがあるが、新館で展示されていた「幻想絶佳:アール・デコと古典主義」*は、アール・デコに古典回帰っぽいところがあるのを見せてくれていた。

美術館本館の建物の玄関前には、狛犬がいて、これが子を抱えたのと玉を抱えたのとの一対。Jちゃんは、この狛犬を私にぜひ見せたかったらしい。さて、この狛犬も、朝香宮夫妻が選んでつくらせたものなのか?そこのところが知りたい。そして、こないだは入れなかったが、庭園美術館というからには庭園のほうもいずれ入ってみたい。

(4/6了)

※リニューアルオープン
http://www.teien-art-museum.ne.jp/special/overview/

*幻想絶佳:アール・デコと古典主義
http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/150117-0407_artdeco.html
 
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Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在87号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第44回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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