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Oh!my更年期―わたしがわたしでなくなっていく(廣中タエ)

Oh!my更年期―わたしがわたしでなくなっていくOh!my更年期
―わたしがわたしでなくなっていく

(2010/08)
廣中タエ

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私が編集部をやめたあと、新年度の『We』誌でどっと始まった新連載のひとつが、この本と同じ著者で同じタイトルの「oh!my 更年期」。『We』の誌面には、その頃書いた言葉を紹介…とか書いてあるので、それはこの本とどういう関係があるのか? 本に載ってない当時の文章なのか? あるいはこの本の一部か?と思い、図書館にあったので借りて読んでみた。

著者は、40代に入った頃から調子がわるくなってきて、45歳を過ぎてから5~6年が絶不調、手帳にも調子が悪かったことがいっぱいいっぱ い書いてある様子が、手帳のページの写真入りで載っていた。その間の、主に更年期がらみの不調にまつわることを、「自分を救うために書き上げた」(p.174)というのがこの本。

いわゆる更年期の不調は個人差がめちゃくちゃ大きいと聞くが、「身も心もメチャクチャ」になったあれこれが書かれている。つらい人はほんまにつらいんやろうなーと思った。この自分でもどうにもできないメチャクチャを「分かってもらえない」辛さみたいなのもあるんやろうなーと思った。
『We』の連載に関していうと、4/5月号に載ったのは、まえがきみたいなところで(「できない」と いうタイトルの文章は、掲載したのと別にあった)、6/7月号は、タイトル、イラストも全くこの本のままだった。ということは、今後も、この本の中から、どこかのページが転載されていくのだろうか。この本が出たのは4年前で絶版というわけでもないし、版元の高文研とはどういう話になってこういうことが可能になっているのか気になる。

『We』誌面に少しだけ書いてある情報によると、疾風怒濤のすごい時期を著者はすでに脱したらしいけれど、そこから振り返ってのコメントなり感慨なり、単に昔の本の内容を転載というだけではなくて、「新連載」というなら、もう少し手をかけてほしい気がする。そして、この「転載しただけ」みたいなページが、なぜにこんな大きな字で2ページとってあるのかも、私には謎。イラスト入れても1ページでいいんじゃないかと思う。

編集部を離れた私には、いまの『We』の「連載」事情がまったく分からないが、栗田隆子さんの「「気持ち悪い」男」の休載(?)について、なんの続報がないのもすごく気になる。

(7/9了)

*版元の高文研のサイトには「立ち読み」として、この本の「はじめに」と「おわりに」が掲載されている
http://www.koubunken.co.jp/0450/0447sr.html
『We』4/5月号では、この「はじめに」部分が、「できない」というタイトルに変えて掲載されていた
 
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Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在87号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第40回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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