読んだり、書いたり、編んだり 

おとな小学生(益田ミリ)

おとな小学生おとな小学生
(2013/02/06)
益田ミリ

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しごとが「やすみ」の日の朝、やはり本屋をうろうろとして、ちらっとこの本見たら、むしょうに読みたくなり、出たばっかりで図書館にもまだあらへんやろうしな…と購入(図書カードの残高はあともうすこし)。益田ミリが「思い出の絵本20冊をご紹介しつつ、子ども時代のことをエッセイとマンガにしました」という本。

同じ大阪出身で同い年という、そこはかとない親近感のある益田ミリは、妹がいて(つまりは姉ちゃんで)、団地に住んでいたというあたりにも共通点があることがわかった。

読んだことのある本も、そうでない本もあるけど、この本を開いて思い出すこんなこと、、、、が書いてあるマンガとエッセイを読むと、時と場面は違うにしても、(あー、なんかそういう気持ちわかる)とか、(そういうことって、あったなー)とか思うところが、あちこちにあった。知ってる本は、私はこんなん思ったなーと、今の自分の「思い出」を探ってみたり。私も、自分が保育園~小学校の低学年くらいの頃に読んだ本を、思い出してみたくなった。
たとえば、『とこちゃんはどこ』。益田ミリが書いてるのを読んで、えっ、とこちゃんて男の子なのか?そんなんどっかに書いてあったっけと思った。私はとこちゃんのようなツバのある赤い帽子をもっていたから(この赤い帽子は、頭が大きくなってかぶれなくなってからも長いこと自分の引き出しにあった)、とこちゃんが自分のような気もしていた。でも、赤い帽子は一緒でも、私はやっぱりとこちゃんのように向こう見ずではなくて、どっちかというと慎重派で、それというのも、いつもいつも妹たちのことを「頼んだで」と親から肩をたたかれていたからのような気がする。

私は小さい頃に、どこではぐれたのか、家の近所の駅で迷子になって、駅前の交番のおまわりさんに手をひかれて、親が探して迎えにくるまで、駅の2階の手すりの間から駅前を見おろしながら、わんわんひーひー泣いていた、という自分の姿が記憶にある。3歳か4歳くらいの頃か。益田ミリは、迷子になった記憶がないそうだ。

『おおきなおおきなおいも』は、ひと筆書きみたいなこどもやおとなのかたちがおもしろかったのと、イモの絵を描き、イモを食って、さいごはブーブーと屁をこいて飛んでいく、というのがおもしろくてすきだった。

幼稚園のお友だちが亡くなって…というマンガは、保育園のときに妹の同級生で亡くなったエイジくんのことを思い出した。エイジくんは、交通事故で亡くなったのだったか。

子どもの頃に読んだけどタイトルを忘れてる本がある…という話では、小学校のたしか3年生くらいの頃に、学級文庫にも持っていったあれ、あれ、あの本、あれがまた読みたいと記憶を捜索中。

うっすら表紙は浮かぶのだが、タイトルが思い出せない。たしか訳本で、タイトルが何文字も連なって長くて(ゆかいなゆかいななかまたち、みたいな感じ)、サイズは『いやいやえん』とか『ふらいぱんじいさん』の大きさで、表紙ではネコやキツネ(?)など3種類くらいの動物が、あふれそうなスーツケースか何かの上で、飛んでいた…ような気がする。赤紫のような色が表紙か背表紙に使われていた気もする。絵は、擬人的ながらリアル風で、ピーターラビットのような感じだった。

▼大人になって読み返してみれば、つくり変えられている記憶にびっくりすることもあるのですが、それはそれでかまわないのです。思い出は、残しておきたいように残しておけばいいのですから。
 絵本を開けば、よみがえってくる子どもの時間。
 公園から見た夕焼け、泥団子を作っているときの冷たい土の感触、友達にゴメンが言えなかったときの気持ち。
 もしかしたら、同じようにすり変わっている記憶なのかもしれません。でも、やっぱりいいと思うのです。それらもまた、大人の自分を守る「土台」になっているに違いないのです。(p.5)

いろいろ思い出してみたつもりが、本そのものの内容は半分以上忘れてるなと思った。実際、むかしの本を読みなおしたら、ぜんぜん違ってるかもしれへんなと思う。

(2/13了)

*記憶捜索中の本はアレやろ、と何か思い当たることがおありの方はおしえてください
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在87号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第43回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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