読んだり、書いたり、編んだり 

短編工場(集英社文庫編集部)

短編工場短編工場
(2012/10/19)
集英社文庫編集部

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2013年さいしょに寄った本屋は、いつもの駅前と違って、ターミナル駅のちょっと大きいとこ。小一時間うろうろして、暮れにもろた図書カードがあるしー、図書館もまだ開いてへんしーと、文庫2冊と新書1冊を購入。その1冊。

なんか小説読みたいなーと思い、しかし長ーいのを読むには疲れ気味で、短編集を選ぶ。12人の作者のうち、読んだことある人は半分。"とびきりの12編を厳選しました"というだけあって、どれもなかなかの佳作。時代ものあり、児童よみもの風あり、青春小説あり、SF風のもあって、(へー、この人こんなんも書くんや)と思ったのもあった。
奥田英朗の「ここが青山(せいざん)」が、くくくとおもしろかった。パパの会社トウサンてのは、さりげなくおやじギャグか? ジェンダーフリー系のつくり話(男女共同参画センターなんかが配ったりする作品)は"女役割"と"男役割"をむりむりひっくり返して、"女色"と"男色"を意図的に塗りわけたりしていて、あまりおもしろくないのが多いが、こういうエンタメ小説で”いろいろあらーな"ってのが書かれていくのが、いきりたった啓蒙や啓発より、よほどうまいと思う。

熊谷達也の「川崎船(ジャッペ)」もよかった。参考文献としてあげられていた『北の田舎の物語』『脇野沢村誌』を読んでみたくなった。

(1/2了)
 
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Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在87号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第43回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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