読んだり、書いたり、編んだり 

みんなの図書室(小川洋子)

みんなの図書室みんなの図書室
(2011/11/17)
小川洋子

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しばらく前から、本屋の前をとおると、小川洋子の『みんなの図書室2』というのがあって、2があるなら1もあるんやろと図書館で1冊目を借りてきた。

本を紹介するラジオ番組の放送をもとにまとめたというもの。毎週1冊の本について自由におしゃべりするという番組は、今も続いているらしい(日曜午前の30分、全国38局ネットだそうだ)。

この本にまとめられているのは2008年の夏から2009年の夏までの1年でとりあげた50冊のこと。
▼物語のどこに心揺さぶられたか、登場人物の誰が一番気になるか、どの場面でうなずき、怒り、涙ぐんだか、一生懸命しゃべっているうち、マイクの向こう側にいる読書好きの皆様の、共感や異議申し立ての声が聞こえてくるような気がしてきます。会ったこともない、名前も知らない人々と、たった一冊の本を仲立ちにして繋がり合っているのを感じるのです。(p.3)

とりあげられている本のうち、半分くらいは読んでいるのだが、小川洋子の紹介する文章を読んでいると新鮮で、まるでその本に新たに出会うようで、また読みたくなるのだった。
それは、小川洋子自身が、過去に読んだ本をあらためて読みかえして、こんな本だったかというような新鮮な気持ちをもっているからだろう。子どもの頃に読んだ私はこうだったけれど、いま読むとこんなことを感じるというように。

読んだことのある本も、知らなかった本も、いま読んでみて、そしてまたこの小川洋子の"ラジオのおしゃべり"を読みたいと思う。

『みんなの図書室2』も読みたいが、いましばらく時間をおいて、この1冊目を反芻してから、と思う。

(12/2了)
Genre : 日記 日記
 
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Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在87号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第40回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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