読んだり、書いたり、編んだり 

きのう何食べた?(6)(よしながふみ)

きのう何食べた?(6)きのう何食べた?(6)
(2012/05/23)
よしながふみ

商品詳細を見る

このマンガの5巻までは私が買ったのだが、6巻が「出てる!」と見つけた同居人が、ぽち、ぽち、ぽちとすぐさまネット注文し、翌日届いた。いろいろとアレンジを加えつつ、このマンガに出てきた料理はかなりうちの食卓にのぼっている。

#46で、筧が「何かもういいかなーと思って」というところに、筧がケンジといっしょに暮らしてきた時間と、筧自身の変化を感じた。

筧もケンジもお盆で夏休みのある日、「ケンジー 俺 商店街に買い物に行くけど一緒に行くか?」と筧が声をかける。暑い夏の日、お盆で人の少ない商店街で買い物したあと、涼しい喫茶店に寄って冷たいものを飲む2人。

その日の晩ごはんのとき、「うれしかったけど 今日どうして買い物誘ってくれたの?」と尋ねるケンジ。「だってその後 お茶までしたでしょ? 近所でそういう事するの ずっとシロさん嫌がってたじゃん」。

それに対する筧のこたえが「ああ… うん 何となく いい加減 何かもういいかなーと思って」。
勤め先の弁護士事務所でもゲイだとは言ってない筧は、ケンジと2人で歩いていても、知らぬ人から「ゲイカップルと見られること」をずっと嫌がり、ケンジが自分の職場で「彼氏」の話をするのを、なんでそんなことするのかと怒鳴りつけたこともあった。

私自身も、もっと若い頃は「これだけは嫌や」と思ってたことが多少あったが、気づいてみると「何かもういいかなー」となってることもそれなりにあって、それは歳をとってきたことも関係あるのだろうし、自分の変化やなと思う。

筧が勤める事務所の大先生は倒産法のエキスパート弁護士だという。その大先生が筧に言ったことばが引かれているところを読みながら、弁護士さんは、どんなことを考えて仕事してはるもんなんかなーと思った。あるいは、弁護士でもある大阪市長はどうか。

▼「弁護士みたいな職業はね
 人様のトラブルや諍い…
 つまり他人の不幸が無いと成立しないという意味で
 特別な職業なのよ」

 「だから、この仕事に就いている者は
 決して金もうけだけを考えて働いてはいけないの」(p.64)


マンガが届いた2日後、さっそく同居人が「水餃子」をつくり、「じゃこなっとうキムチやっこ」はすぐアレンジされて「トマトじゃこなっとうキムチやっこ」になって登場。うまかった。

(5/25了)
 
Comment
 
 






(編集・削除用)


管理者にだけ表示を許可
 
Trackback
 
 
http://we23randoku.blog.fc2.com/tb.php/4347-6fee0915
 
 
プロフィール
 
 

乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
    乱読ブログバナー
本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在87号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第39回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

amazonへリンク

 
 
最新記事
 
 
 
 
最新コメント
 
 
 
 
カテゴリ
 
 
 
 
Google検索
 
 


WWW検索
ブログ内検索
Google
 
 
本棚
 
 
 
 
リンク
 
 
 
 
カウンター
 
 
 
 
RSSリンク
 
 
 
 
月別アーカイブ