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部落解放 2011年10月号

部落解放 2011年10月号部落解放 2011年10月号
(2011/09/21)
解放出版社編

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いちばん近い図書館には、数年前まで『解放教育』『ヒューマンライツ』『部落解放』というジンケン系の3冊が入っていたのだが、まず『解放教育』がなくなり(この春には雑誌そのものもなくなってしまった)、『ヒューマンライツ』がなくなり、いまは『部落解放』だけになってしまった。

『部落解放』は、数年前から連載が始まった山文彦の「新破戒」を読むほか、本の紹介ページなどを、図書館へ寄ったときにふだんは立ち読みしているが、ときどき借りてきて読む。こないだから、すぎむらなおみさんの「学校における性暴力」という連載も始まっていて、しばらくは借りて読もうかなと思う。

昨年の10月号に、こないだ読んだ『無縁声声』の平井正治さんのことが載っているのをみつけて借りてきた。特集は「脱原発をめざして」。

亡くなった平井さんを偲ぶ記事を読んだあと、特集記事を読む。
「ミツバチ」の映画にも出てくる山戸孝さんは、住民自身による反対運動が30年近く続けられ、重要な事項は島民の会(上関原発を建てさせない祝島島民の会)の会員全員が参加できる全員集会を開いて決めてきたという祝島のことを書いている。

原発反対運動と同時に、島の農水産物の品質向上や特産品の開発、文化史跡や祭の復活などに取り組んできた祝島。

▼祝島がこうした取り組みをしてきたのは「自分たちの命や生活を守るために原発に反対する」という考えが根本にあるからです。仮に原発計画を潰せても島民の生活が潰れてしまっては意味がありません。その流れの延長線上として、祝島を自然エネルギー100%の島に、という構想が生まれてきました。(p.40)

「仮に原発計画を潰せても島民の生活が潰れてしまっては意味がありません。」というのが大事やと思う。「会員全員が参加できる」という直接民主主義的な場のことも興味をひかれる。

大阪空襲訴訟の記事には、知らへんことがいっぱいあると思った。今、ピースおおさかがあるところは、敗戦前日(8月14日)の空襲でそのほとんどが被災したという大阪砲兵工廠の跡地の一部だ。ピースおおさかは、「大阪空襲死没者名簿」の保管・展示もしている。

訴訟のことも含めて、あらためてピースおおさかへ行ってみようと思った。

高山文彦の「新破戒」は、「怒りの広島」に対して「祈りの長崎」といわれた背景には、浦上の歴史的な経験もあったのではないかという話が書かれる。

前に読んだ『ナガサキ 消えたもう一つの「原爆ドーム」』永井隆の本を、また読んでみようと思う。
 
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Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在87号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第39回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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