読んだり、書いたり、編んだり 

ピエタ(大島真寿美)

ピエタピエタ
(2011/02/09)
大島真寿美

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映画「"私"を生きる」をこないだもう一度みた。
音楽は記憶だ、という話があった。
この『ピエタ』を読んでいて、その「音楽は記憶だ」ということを思い出していた。

親に捨てられ、ピエタ慈善院で育った「わたし」エミーリア。
同じようにピエタに育ったアンナ・マリーアは音楽の才能に恵まれた娘で、音楽院でもあったピエタで、《合奏・合唱の娘たち》に選抜されていた。わたしもずいぶんと稽古をして、凡庸ながらも《合奏・合唱の娘たち》の一員に選ばれた。そして、音楽を教えて下さるヴィヴァルディ先生と出会った。
それから何年もたち、一流の演奏家となったアンナ・マリーアは《合奏・合唱の娘たち》を引っぱる存在となり、エミーリアはピエタの書記を手伝うことが主になっていた。
ある日、ヴィヴァルディ先生の訃報が届く。
先生の楽譜の一枚をめぐって、物語はすすむ。

ひょんなことから見つかった楽譜には、くりかえし「よりよく生きよ」と娘たちによびかける言葉が綴られていた。

むすめたち、よりよく生きよ。
むすめたち、よりよく生きよ。
よりよく生きよ。
よりよく生きよ。


作曲家・ヴィヴァルディの史実をもとに、ヴェネチアを舞台に描かれた物語からは音楽が聞こえてくるようだった。

(3/2了)
 
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Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在87号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第41回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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