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計画と無計画のあいだ 「自由が丘のほがらかな出版社」の話(三島邦弘)

計画と無計画のあいだ 「自由が丘のほがらかな出版社」の話計画と無計画のあいだ
「自由が丘のほがらかな出版社」の話

(2011/10/14)
三島邦弘

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図書館で予約待ちしてた本。ミシマ社の話だが、この本は河出から。最近は、おおざっぱにしか読んでいないが、ここのミシマ社のメルマガが出はじめたころは、かなりしっかり読んでいた。それでふとメールを書いてみたら、返事がもどってきたりして、好感をもっていた(ここに誤字がありまっせーとか、メールをしても返事のない会社はけっこう多い)。

この三島さんの話を読んでいて、いや~この人、うちのシャチョーと似てる~~~と爆笑(計画なしで直観で動くところとか)。

「計画したら、負けだ!」という話もおもしろかった(だからタイトルも「計画と無計画のあいだ」)。旅は宿を決めずに行くんだというところがよかった。
ある日、「合宿をやろう」と突然言い出すミシマさん。
前日になって、「宿はどうするんすか?」とワタナベさんに訊かれて、「もちろん、決めずに行くよ」と答えるミシマさん。「宿を決めず」を旅の基本とするミシマさんのココロは、「五感を磨くため」。

不便と不安は感覚錬磨にもってこいの環境だから、「宿を決めない」「パソコンを使わない」がそのときの合宿のルールとなった。

「わかった状態で行くのではない。わからないから行くのだ、わからないことを瞬時に"わかる"ところまでもっていく感覚を身につけるために、この合宿はある」というミシマ宣言。

日常的にも、「野生の感覚を磨くために」工夫しているということは
・パソコンオフタイム
・席替え
・企画会議の書類は一部のみ

ミシマ社はこれらを業務のなかに組み込んでいる。

▼「どうしたら売れるか」ではなく、「どうしたら喜んでもらえるか」という問いをたてること。…ものづくりの原点はあくまでも、「喜び」を交換することにあるはずだ。(p.223)

こんなところを読みながら、『We』が売れればもちろんありがたいけれど、『We』は「喜び」を交換できているだろうか?と思った。

(2/22了)
 
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Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在87号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第39回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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