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海街diary 4 帰れないふたり(吉田秋生)

海街diary 4 帰れないふたり海街diary 4
帰れないふたり

(2011/08/10)
吉田秋生

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帰りに本屋でマンガの棚をうろうろしてたら、4巻があったので買う。しばらく前から、そろそろ次の巻が出ーへんのかなとマンガ棚をときどき見ていたのだが、奥付をみると、すでに1ヶ月前に出ていたらしい。

父が死んだときに、葬儀の場で初めて母の違う姉たち3人に会ったすず。すずの母は、姉たちの母と結婚していた父と、駆け落ちのように鎌倉を離れ、仙台へ。しかしそこですずの母は死に、父は再び別の女性と結婚して、すずとともに山形へ。そこで父も死ぬ。身内といえる人間を失ったすずの前に、姉たちはあらわれて、そしてすずは、鎌倉の姉たちのところへ転がり込んで、"女子寮の一番下っ端"みたいなポジションで、一緒に暮らすことになる。

仙台で小学生の頃にサッカーをしていたすずは、鎌倉で中学生のサッカーチームに入る。エースストライカーだった裕也が、腫瘍のために足を切断するという事態もあった。4巻の第2話「ヒマラヤの鶴」では、やっと慣れて使いこなせるようになった義足を交換しなければならなくなった裕也が、学校へ行くと家を出たきり行方がわからなくなる。チームメートのすずや風太、将志たちは裕也をさがしてまわる。

「でもおれはあいつじゃないから」
「あいつのほんとの気持ちはわからない」
「足をなくしたこともないし」
「慣れた義足を使えなくなったこともないから」
「…ただどうしてもじっとしてらんなくて」
 (p.87)
裕也を昼にみかけたというスポーツ用品店で、風太がこう言うところを何度も読んでしまった。

エベレストの登頂アタックに失敗したときに凍傷で両足の指を3本ずつなくしたという店長さんは、裕也に「人の気持ちなんてそう簡単にわかるもんじゃないよなあ」と言う。そこのところも、何度も読んでしまった。

第4話の「おいしい ごはん」も、おいしそうで、しみじみよかった。原稿がすんだら、1~3巻もまた読むぞう。

(9/8了)
 
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Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在87号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第41回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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