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北極のムーシカミーシカ(いぬいとみこ)

久しぶりに『ながいながいペンギンの話』を読みたかったのだが、最寄りの図書館に見当たらなかったので、『北極のムーシカミーシカ (フォア文庫愛蔵版)』を借りてきた。

『ながいながいペンギンの話』も双子ペンギンの話だったと思うが、『北極のムーシカミーシカ』も双子モノ。北極グマのふたごの物語。

きびしい自然のなかで、生きていくために他のいきものを食べること、食べ-食べられの関係にあるいきものどうしが友だちになること、その間のことが、かあさんグマの言葉でこう語られる。

▼「いつか、ミーシカにはいったけれど、きびしいこの北のはてのくにでは、たべものをさがして生きていくということが、なによりもたいせつなことだから、親たちは子どもに狩りをおしえます。にんげんはアザラシやクマをとることを、クマはアザラシやニシンをとることを、そしてまたアザラシは、ニシンやタラをとることを、じぶんの子どもにおしえるのです。でも、ひとのいのちをとることが、どんなに、とられるものにとって、おそろしいことか、親たちだって知っているのです。ね、ミーシカ、わたしだって、オーラ[ミーシカとさいしょに友だちになったアザラシの子ども]のなかまをむやみにころしたくはありませんよ。でも、北極グマのおきてでは、親グマは子どもにアザラシの狩りかたを、一どはおしえなくちゃなりません…わたしたちが生きていくために」(p.192)
ムーシカミーシカ『北極のムーシカミーシカ (フォア文庫愛蔵版)』
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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