FC2ブログ
 
読んだり、書いたり、編んだり 

鶏団子鍋(II)

▽[企業を改革する]もうひとつの方法は、従業員が会社の運営・経営に参加していくことです。会社のことをもっともよく知っているのは従業員であり、会社が倒産してもっとも困るのも従業員です。そういった人たちが、自分の会社をどうするかについてもっと考える必要があるのです。(奥村宏、65ページ)

▽インターネットの時代には、模倣されない何かを持つ必要があります。では、模倣されないものとは何か? それはふたつあって、ひとつは知識資産(組織的経験、熟練的技能、ノウハウ、知的財産、ブランドなど)、もうひとつは新しい知識を生み出す力(知力、イノベーション力)です。…
 …どんなときにどうすれば知識をつくれるかというと、それが「場」になります。よいプロジェクト・チームがあるとか、もしくはプロジェクト・チームの制度があるとか、そういった「場」を持っていることが企業の根幹の力になるのだと考えています。
 …「場」は知識を創り出すプラットフォームなのです。もちろん、その「場」は社内だけでなく、社外とつながってもいるわけです。そこでは、知識労働者が行ったり来たりしながら、知を共有し、創り出していくのです。(紺野登、142-143ページ)

▽…価値を生み出す源泉が「情報から知識へ」と、大きく変わっているのです。このパラダイム・シフトで何が起こるのか、何が変わるのかを簡単にまとめてみましょう。
 まず、情報と知識の定義ですが、これは難しいものがあります。あえてたとえるなら「いわし雲がどの時間にどの地点に出たか」というのが情報で、「いわし雲が出ると翌日は雨である」というのが知識だといえるでしょう。
 すなわち、情報とは「データの集まり」であり、基本的には事象の観察から得られるものであって、主観性よりも客観性や正確さが重視されます。それに対して、知識というものは「物事や事象の本質についての理解、あるいはメンタルモデル」であり、「認識・行動するための道理にかなった秩序」のことです。…
 われわれは情報を活用して行動していますが、情報を活用するためには、知識の助けを借りなければなりません。いまや、情報を処理する分析的パラダイムから、知識を活用する創造的パラダイムの時代になっているのです。(紺野登、150-151ページ)
 
 
プロフィール
 
 

乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
    乱読ブログバナー
本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

amazonへリンク

 
 
最新記事
 
 
 
 
最新コメント
 
 
 
 
カテゴリ
 
 
 
 
Google検索
 
 


WWW検索
ブログ内検索
Google
 
 
本棚
 
 
 
 
リンク
 
 
 
 
カウンター
 
 
 
 
RSSリンク
 
 
 
 
月別アーカイブ