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読んだり、書いたり、編んだり 

久しぶりに図書館

 月曜日、といっても土日出たあとなので、月曜の感じがしない。
 独楽づくりの「折り方指南の図」の残りを朝のうちにつくってしまう。

 帰りに、久しぶりに図書館へ。木曜は月末の資料整理で休館やったし、金曜は定例休館やったし、土日は早番だったので17時に終わる図書館へは行けず、久しぶり。
 
 奥野修司の『皇太子誕生』も読んでしまって返す。皇室の出産という、金も人も技術もつぎこんだ“プロジェクト”の話ではあるが、ここで最新の技術を求めてきたことが、今ではアタリマエのようになった分娩監視装置の普及に先鞭をつけ、そういうものによってかつては致命率がひじょうに高かった未熟児や仮死出産の赤ん坊が助かる可能性が飛躍的にあがったのだなーと思った。ミチコさんがナルちゃんからサーヤまで産んだ十年ほどの間に、技術もずいぶん進み、ちょうど時代も「自宅での出産」から「病院での出産」に変わっていったのだなあ、と。これも「出産の近代化」というものなのだろう。
 「前例」以外に存続根拠がなさそうな宮内庁や東宮方面と、最新の技術をもりこんだ最新の機器が必要だという医師たちの側と、出産にまつわる細々を記した元・宮内庁病院の医師のメモにもとづいた本。タイトルから、ぜったい手にとらない人もいるかもしれないが、なかなかおもしろかった。

 晩ご飯は白菜と春菊と豆腐の鍋。それと手羽先と大根と厚揚げの煮物にご飯。あっさりした晩ご飯のあと、オヤツを食べて、図書館で借りてきた益田ミリの『女湯のできごと』を読む。この人、同い年でしかも大阪出身。妹がいることもあって、書いてある内容にひじょうに親近感をおぼえる。ウチには風呂があったけど、子どもの頃ばーちゃんちへ行ったときはいつも銭湯やったし、妹の同級生にお風呂屋さんの子がいて、そこへもたまに遊びにいくことがあった。

 「ホンマのホンマに同時やったら2本出てくるねんで」という学校で仕入れてきた情報をもとに、自販機のジュースの別々のボタンを、真剣に「同時に」押そうと試みていた益田ミリ。
 これは私にもなつかしい伝説。ふははと笑ってしまい、皿洗いをしていた同居人に「ホンマに同時やったら2本出てくる」という伝説はなかったか、と訊くと、自販機そのものが近所になかった、という答えだった。むむ、そうか。

 益田ミリをふなふなと楽しんだあと、布団に入って、電気を消すまで江國香織の『間宮兄弟』を読む。
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在92号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第69回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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