「ブックマーク」64号できました
「ブックマーク」64号の印刷と発送をほぼ終えました。
(郵便料金を確認するモノは明日たしかめて投函予定)
「ブックマーク」の印刷・発送を2人手伝ってもらって、ほぼ終える。紙やら何やら重いリュックを一日背負っていたせいか、手話に寄って、帰ったあとは、へなへなにくたびれていて、晩ご飯もパスして寝る。
…寝るつもりだったが、図書館の本をちょこっと読みはじめたら、ずるずる読んでしまい、徳村彰・徳村杜紀子の『モリ※に生きる』(※この「モリ」の字は、一番上が「木」、左下が「水」、右下が「土」を合成してある)を読み、それから瀬尾まいこの『幸福な食卓』をまた読んでいたら、結局2冊とも読みおわってしまった。
徳村本は、「モリ」という字にまずものすごいコダワリがあるらしい。この合成の字をちゃんと使うというのが本を出すときのコダワリで、最初だす予定だった出版社を結局ことわったそうである。「木と水と土のあいだにいのちがナントカ」となんども書いてあって、それはそれでわかるけど、この合成字をみていると、「木」と「水」と「土」で「モリ」なもんだから、この1字が「水森亜土」のような気がしてくるのだった。
1ヶ月前、福島の磐梯熱海の森でみかけた延齢草のことが、ちょうど書かれていた。(以下のテキスト中の「森」は、ほんまは上記の「木水土」の合成字)
▽…エンレイソウは延齢草と書き、種が落ちて一五年後に花をつけるのでこの名がある、と何かの本で読みました。(189ページ)
モリの中に、大工仕事の常識をほとんど何も知らないまま、工房をつくったときのこと。
▽「…『学ぶ』ということは、本来、全力をつくして対象に働きかけ、その結果として新しい自分、思ってもみなかった新しい力を自分の中に発見することだ。そこには必ず古い自分から新しい自分への飛躍があるはずだ。何よりもそれが心底楽しいということだ。吹雪の中、私を駆り立てたものは、決して工房づくりという目的ではなかった。私はさらに新しい自分と出会いたかったのである。」(202ページ)
久しぶりに読んだ『幸福な食卓』は、途中まで、どんな話やったか思い出せないまままた読んでいた。はじまりは、「父さんは今日で父さんを辞めようと思う」などと、なんだか平安寿子の『グッドラックららばい』のようだが、もうちょっとホロッとするような話だった。
(郵便料金を確認するモノは明日たしかめて投函予定)
「ブックマーク」の印刷・発送を2人手伝ってもらって、ほぼ終える。紙やら何やら重いリュックを一日背負っていたせいか、手話に寄って、帰ったあとは、へなへなにくたびれていて、晩ご飯もパスして寝る。
…寝るつもりだったが、図書館の本をちょこっと読みはじめたら、ずるずる読んでしまい、徳村彰・徳村杜紀子の『モリ※に生きる』(※この「モリ」の字は、一番上が「木」、左下が「水」、右下が「土」を合成してある)を読み、それから瀬尾まいこの『幸福な食卓』をまた読んでいたら、結局2冊とも読みおわってしまった。
徳村本は、「モリ」という字にまずものすごいコダワリがあるらしい。この合成の字をちゃんと使うというのが本を出すときのコダワリで、最初だす予定だった出版社を結局ことわったそうである。「木と水と土のあいだにいのちがナントカ」となんども書いてあって、それはそれでわかるけど、この合成字をみていると、「木」と「水」と「土」で「モリ」なもんだから、この1字が「水森亜土」のような気がしてくるのだった。
1ヶ月前、福島の磐梯熱海の森でみかけた延齢草のことが、ちょうど書かれていた。(以下のテキスト中の「森」は、ほんまは上記の「木水土」の合成字)
▽…エンレイソウは延齢草と書き、種が落ちて一五年後に花をつけるのでこの名がある、と何かの本で読みました。(189ページ)
モリの中に、大工仕事の常識をほとんど何も知らないまま、工房をつくったときのこと。
▽「…『学ぶ』ということは、本来、全力をつくして対象に働きかけ、その結果として新しい自分、思ってもみなかった新しい力を自分の中に発見することだ。そこには必ず古い自分から新しい自分への飛躍があるはずだ。何よりもそれが心底楽しいということだ。吹雪の中、私を駆り立てたものは、決して工房づくりという目的ではなかった。私はさらに新しい自分と出会いたかったのである。」(202ページ)
久しぶりに読んだ『幸福な食卓』は、途中まで、どんな話やったか思い出せないまままた読んでいた。はじまりは、「父さんは今日で父さんを辞めようと思う」などと、なんだか平安寿子の『グッドラックららばい』のようだが、もうちょっとホロッとするような話だった。