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鳥女/ハルカ・エイティ(I)

 朝は日曜美術館が始まるころに起きる。眠い。今日は小山田二郎の話で、「鳥女」がいくつも出てきた。かつてのご近所さんということで、ねじめ正一がゲストに出ていた。小山田は、ある日「ラーメンを食べてくる」と出かけたまま、妻の前から姿を消し、そのまま死ぬまで、友人にも知らせず、家族にも知らせず、住まいを転々として、画廊に絵を送るだけで、他との関わりをほとんど絶っていたという。一緒に転々とした、イトコのような女性がいたそうだ。

 鳥女といい、他の作品といい、テレビで見るかぎり、怪しくてちょっとこわいかんじ。でも見てみたい。ねじめ正一の父上は、小山田から月賦で絵を買ったそうだ。結婚するまえの小山田は、のちに妻となった女性を「ダリヤ、ダリヤ」とよんでいて、ダリヤ、ダリヤと書かれた、絵のハガキもうつされていた。

 軽く昼ご飯を食べてから、水曜日に休館だった大阪市の近美へ「現代美術」を見にいく。カバンに入れていったのは角田光代の『みどりの月』。今日は同居人が障害者手帳をどこかへ忘れてきたので、お金を払って入る。ここのコレクションなので、別の機会にみたことあるやつも多かったけど、初めて見たのもいくつか。鉛筆で真っ黒に塗ったやつとか(ここまで念入りに真っ黒にするには、どれくらいの手間暇がかかっているのか)、キャンバスを染めて切り開いたやつが、おもしろかった。チラシやポスターにも使われていた「ピンク・バルーン」は、思っていたよりうすよごれていて、野外展示でもしたのかなあと思う。波の作品をナナメから見たのもおもしろかった。

 今日は歩かず、梅田まで電車で戻り、同居人が来週出る結婚式用に、靴を新調し、スーツを引き取って帰る。靴は、シューフィッターのような人が計測をすすめてくれたので、同居人が大層な機械に足をつっこんで計ってもらった。本人は「25.5」と思い込んでいたらしいが、ここのメーカーのものだと「24.5」がちょうどよさそうだと言われ、はいてみた同居人も納得してそれを買った。こんど私も靴を買うときには計ってもらおう…と思った。
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在92号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第69回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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