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読んだり、書いたり、編んだり 

ホスピス絵日記

 こないだ読んだ『いのちの言葉』という対談集で出てきた『河辺家のホスピス絵日記 愛する命を送るとき』というのを借りてきて読む。ホスピスの部屋のドアに貼りだしていたミニミニ壁新聞のような絵日記と、看護日記とをあわせたような本で、この「絵日記」がめちゃオモシロかった。
 本の終盤では、河辺家のK氏の命がおわる日が近づいてきて、なにを見ても涙が出てしまうような日々が記されている。そのあたりを読みながら、私もつるつると涙が出た。
 河辺さんが思っていたように、私も「ホスピス=最後の最後に行くところ」と思っていた。河辺さんのこの絵日記を読んでいくうち、「最期の場所」という捉え方はホスピスのぜんぶを語っていないようだなと思う。

 K氏の主治医のひとりであった山崎章郎がホスピスについて書いているところ。
▽[ホスピスボランティアの研修の際に]一番強調させていただいていることは、マンパワーとしての参加のお願いというよりも、ホスピス理念への参加のお願いなのだ。ホスピススタッフもボランティアも共に同じ理念のもとに、同じ夢を見、その実現を目指していただきたいということだ。なぜなら、ホスピスケアに深く携われば携わるほど、ホスピスは医療モデルとして位置づけられるのみならず、専門家と地域住民が同じ理念のもとに、心身の困難に直面している人々を支えながら、お互いの自立を尊重し合える、より良き社会モデルでもあると確信できるようになってきたからだ。その可能性をホスピスケアを通して拡げていきたいと願っている。(73ページ)

 今日は帰りぎわに、課長と主任に囲まれて「明日の会議は」とかなんとか詰め寄られた気分になり、かなり不愉快な思いで帰宅。「先約もあるし、急に残業だと簡単に言われても」と逃げ切るつもりであったが、どうにかして出ろという圧力を感じる。そこまでスゴイ会議なんかい。

 晩ご飯は焼き餃子と、ネギともやしのゴマ和えと、豆腐の味噌汁、ご飯。
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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