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長沢芦雪 奇は新なり(MIHO MUSEUM、~6/5)

長沢芦雪 奇は新なり石山駅からバスで50分という、行くのに気合いが必要なMIHO MUSEUMで、「長沢芦雪 奇は新なり」展。今回の目玉は、去年みつかったという「方寸五百羅漢図」。方寸というのは、3センチ四方くらい。その中に五百はないけど、羅漢さんが三百くらい描いてあって、象なんかもいる。

石山から、1時間に1本のバスは、美術館までほんまに50分かかる(片道800円)。瀬田の唐橋を渡ったあとは、ぐんぐん山へ近づいていって、けっこうな山道をぐいぐいとバスは走り、目には新緑があざやか。山のなかでみる藤も、お手入れされた藤棚とは違って、かっこよかった。

前にここへ来たのは、秋の若冲展。その前の蕪村展は春季展だが、こんな新緑の季節に来るのは初めてやなと思った。
長沢芦雪 奇は新なり芦雪をまとまって見たのは、奈良県美であった「応挙と芦雪」展のとき。天才・応挙(師匠)と奇才・芦雪(弟子)として、テーマごとに両者の作品をみせたあの展示は、今思いだしてもおもしろかった。

今回もいくつか応挙作品が出ていたが(両者とも、どう見てもそれはネコでしょうという虎の絵とか←虎の毛皮とネコを見て描いたらしいから当然か)、メインはもちろん芦雪。とくに酔っ払ってエエ気分で描いたという絵がおもしろかった。酔っ払って絵を描いたというのはほかにも見たことがあるけど(白隠とか蕭白にもそういう絵があった)、酔っ払い芦雪の描きっぷりは、かなり笑える。

どーんとでっかい「唐獅子図」の屏風は、まるでポケモンなのだった(笑)。竹に犬で(字が似てるから)「一笑図」とか、そういうお題もあるのかと。

コレクション展示もぐるっと見てまわる。特別展に比べれば作品の展示替えは少ないが、それでも、前に来たときと違うのもあったりする。

あるなら、芦雪の酔っ払い絵のエハガキがほしかったけど、残念ながら一つもなかった。エハガキ数枚と、図録を購入。図版が大きくて、展示替えの関係で見られへんかった作品も楽しめる。帰ってきて、奈良の「応挙と芦雪」展図録と、大阪市美での「応挙」展の図録と、出してきてぱらぱらと見比べる。

久しぶりに辻惟雄(いまはMIHO MUSEUMの館長)の『奇想の系譜』『奇想の図譜』を読むかな~

長沢芦雪 奇は新なり
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第66回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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