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読んだり、書いたり、編んだり 

北斎

 ちょっと遠いしなーと思っていたが、天気もよいし、姫路市立美術館の「天才絵師 葛飾北斎展」を見に行くことにする。
 12時の空港バスに乗ることにして、私はその前に図書館へ行って返して借りて、同居人はお洗濯。

 空港バスで久々に中国道をみる。バスの中で『三姉妹探偵団16』を読んでしまい、それからウトウトしたら姫路到着。お昼は何か買って公園で食べようと駅前の百貨店で昼ご飯を物色。ちょうど物産展をやっていたので、東京のメンチカツサンドとあんみつを買い、さらに地下で生春巻きを買って、城方面へ向かう。ちょうどベンチがあったので、そこでお昼を食べる。メンチカツサンドはウマかった。メンチカツももちろんウマいのだが、ソースが絶妙。

 それから美術館へ行く。外から見た美術館は、雪のなか入ったらガラガラだった石川の歴博のようだったが、入ってみるとさすが北斎というべきか、企画展はけっこうな人だった。ガラスケースに沿って、ぞろぞろ並んで見る。

 北斎といえば富岳三十六景をはじめどうしても刷りものという印象が強いが、肉筆画もずいぶんあった。肉筆の美人画など(うまいな、やはり)と思う。春信くらいになると美人もえらくデフォルメされているが、北斎の肉筆画をみると、(こういう顔してたんやろうな)と思える。
 神坂雪佳を思わせるデザイン性の高い絵もあったし、鬼の絵はこないだ見た耳鳥斎と似ていたし、とにかく描いて描いて描きまくっている。北斎漫画とよばれる図帳などは、(ホンマ、この人は絵を描くのがすきやったんやなあ)と思わせる。安野光雅みたいやなと思った。どういうペースで描いていたのか、享年90というのは当時としては相当な長生きやし、晩年まで元気やったというし、スゴイ生産量やったにちがいない。

 200点も並んでるのをみるとさすがにくたびれて、常設はパス。北斎図録と絵はがきを数枚買って出る。駅へ向かう途中で商店街を歩いてみると、これがにぎやかで繁盛している。松山の商店街の雰囲気に似ていて、城下町だからか?と思う。途中の喫茶店でコーヒーを飲み、晩ご飯用にとちょっと買い物をして駅へ。空港バスの乗り場をたずねると「もう今日は終わりましたよ」と言われる。ガーン。時間をまちがえた。

 しゃーないので山陽電鉄の直通特急に乗る。バス1本で帰るほうが安くて早いのだが仕方ない。1時間半余りかかって梅田へ着き、私はその間に『三姉妹探偵団17』も読み終わってしまう。帰って晩ご飯をつくるものダルイなという話になり、途中で降りて駅前の生麺スパゲティ屋で食べて帰る。
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在92号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第69回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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