FC2ブログ
 
読んだり、書いたり、編んだり 

雨読晴耕

 朝から雨。同居人は今日が仕事納め。仕事がすんでから会社の忘年会もあるそうだ。毎年テーマのある忘年会だそうで、今年は“獣”というテーマなのだという。忘年会のためにと「タイガーマスク」を購入した同居人だったが、なにか別のモノをあてがわれることになったとかで、タイガーマスクはお留守番で出番なし。

 同居人を送り出して、雨なので読書。『OUT』の続きを読み、下巻にはいる。桐野夏生の小説には、チラっチラっと「女を馬鹿にすんなよぅ、分かってんのかコラ」という感じの描写がある。斎藤美奈子が実用書『物は言いよう』で書いたようなストレートな分析ではないが(小説なんだからそんな書き方では身も蓋もないだろう)、女というカテゴリーに対するおかしな言動を小説のなかで描いてみせ、それをさらにたしなめる。そういうのがチラっチラっとみえる。

 昼頃になって雨があがって陽が射してきたので、洗濯して干す。『OUT』を読んでしまったら、何か他のも読んでみたくなった。が、図書館はもう休み。しばらく前から本屋の店頭にずらっと並んでいる『柔らかな頬』あれはたしか桐野夏生だ。『I'm sorry,mama.』という単行本も出ているらしい。うー読んでみたい。こういうときの常套手段で古本屋へ行く。
 隣駅へ出て、銀行へ2件寄ってから、古本屋へ入る。単行本、文庫本とも桐野夏生はいくつかある。最新作はさすがにないが、『柔らかな頬』の単行本もある。値段をぜんぶ確かめる。いろいろと迷うが、『OUT』を貸してくれた同僚が他のも持ってるかもしれへんしと思い直して、100円棚から『天使に見捨てられた夜』と、いかりや長介の『だめだこりゃ』を買う。
 
 すぐ帰って先に『だめだこりゃ』を読んでしまう。まあまあおもしろかった。ドリフの「全員集合」は、父ちゃんがバカ番組だと認定していたので、父ちゃんの目を盗んでこっそり見るしかなかった。いま思えば、親の目を盗んで見るスリルも込みでおもしろかったのかもしれない。毎週毎週の生放送だったというのを読んでいて、それはスゴイ、めっちゃ大変やったやろうなーと思う。

 それから『天使に見捨てられた夜』を読みはじめる。文庫の裏の紹介文に「フェミニズム系の出版社」というのがあって、これにしてみた。斎藤美奈子風のニオイを感じたので、どういう風にフェミちゃんを書いていくのかという興味もあって。

 同居人は忘年会で、おそらく朝帰りだろうが、もしかしたらタクシーで帰ってくるかもとつい2時頃まで本を読む。
 
 
プロフィール
 
 

乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
    乱読ブログバナー
本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在92号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第69回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

amazonへリンク

 
 
最新記事
 
 
 
 
最新コメント
 
 
 
 
カテゴリ
 
 
 
 
Google検索
 
 


WWW検索
ブログ内検索
Google
 
 
本棚
 
 
 
 
リンク
 
 
 
 
カウンター
 
 
 
 
RSSリンク
 
 
 
 
月別アーカイブ