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読んだり、書いたり、編んだり 

類型的概念をつくるということ(III)

 もう一つの点は、「植物には、同じ姿のものは一つもない。そういう風に、一つ一つ違うものを作りたいが、現在の技術は同じ物を作ることに適していて、違うものを作るには不適当な場合が多い」という趣旨であった。そして、池辺先生は私に「どうして、植物はああいうふうに姿勢を直したり、違った形を作れるのか」とたずねられた。
 それまでに、私はこのように植物の本質的な特性をよく理解されている方の話を聞いたことがなかったので、今に至るまで私の脳裏に、このお話が強く印象に残っている。池辺先生の抱かれている『植物』像から、植物人間のイメージを持つ人はおそらく一人もいないのではなかろうか。(223-226ページ)

 マコーレイの『道具と機械の本』は、重い。持ち重りがする。広い机の上で広げてのんびり眺めるのがよさそうで、通勤電車で読んだり、布団のなかでごろごろして読むにはあまりに重い。
 種々の道具と機械の原理と働きを説明していくのに、「マンモスを捕獲し、飼い慣らし、さまざまな業務に従事させる」という風変わりというか、奇想天外というか、ありえないヤロという方法をとっていくこの本(絵本という風情)、いったん返して、図書館でときどき眺めたい。
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在92号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第69回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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