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読んだり、書いたり、編んだり 

また雨

 昨晩また降り出した雨は朝になってもやまず、出勤時には強く降り、けっこう濡れた。

 きのうは早めに布団に入って、図書館で借りてきたばかりの『赤瀬川原平の名画探検 印象派の水辺』をぐふぐふと読む。カッパブックスのシリーズもわるくなかったが、この講談社のシリーズのほうが図版もよく、版型も大きくて、ウチでぐふぐふ眺めるにはよい。電車で読むならカッパブックスのほうがよいけれど。

 それで結局さいごまで読んでしまった。あーはやく『フェルメールの眼』や『ルソーの夢』が読みたいッ。土曜に図書館へいくのが待ち遠しい。
 
 筆づかいや絵の具の塗りだけを近づいてみると水のみずみずしさなど全く感じられないのに、画面となってみると、水や空気の感触がそのままうつしとられたかのようだ。

▽…印象派の絵には、絵画の行き着く最終地点があり、同時に絵を描こうという気持ちの原点がある。その二つが無垢の形で結合していて、ほとんど永遠の気持ち良さが光っているのだ。
 いわゆる王族の社会から市民社会への変わり目の時代に印象派が出てきたのは、自然の勢いというものだろう。それまで観念の世界にしっかりと縛られていた画家たちの絵筆が、見たままに描きたいという欲望に目覚めて、アトリエから外に出てきた。人類初のめくるめくような体験である。それまで眼を閉ざされていた人が、手術によって生まれて初めて身の回りの風景を目撃したような興奮と驚き。
 たとえばモネ、シスレー、ピサロという画家たちの絵が、ほとんど見分けがつかない。自意識、自己主張というものが蒸発するほど、自然の実感を"描写"するというニュートラルな作業に夢中になっていたのだ。…
(印象派の風景描写の新しさ、3ページ)

 あともう少しでノーザンギョー月を達成する予定だったのだが、今日は受付当番の身代わりをしたあおりもあって、1時間ほどザンギョー。あーあ
 私がザンギョーして帰ると同居人はノーザンギョーで帰ってきた。 

 晩はサンマの塩焼きとモヤシ・キュウリの中華風酢の物と冷や奴とご飯。サンマには大根おろしに「かぼす」をぎゅうっと絞って、めちゃウマ。すだちもいいけど、かぼすは大きい分だけ果汁たっぷりで、酸っぱいもの好きにはたまらんねえ。
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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