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読んだり、書いたり、編んだり 

断続的に雪

 また今日もへんな天気である。晴れているが、断続的に雪。寒いはずである。

 同居人は雪まじりの中を介護にゆき、私は図書館経由でWeの会の集まりにゆく。駅まで歩く間に、雪がナナメに吹きつける。
 人に伝わる表現、ということを考える。相手の意図を汲み取ろうと努めるにしても、ともかく「私にはわからなかったのだ」ということは、いったん言うしかない。

 帰りの電車で内田樹の『女は何を欲望するか?』(径書房)をあらためて最初から読む。先日読んだ『寝ながら学べる構造主義』(文春新書)の内容を、さらに丁寧に書いてあるということが分かる。

▽例えば、「女性の社会進出」ということが「より高い賃金・より高い地位・より多くの情報・より多くの権力」をめざすものであるとき、「女性の社会進出」を励ますということは、「そういうもの」には無条件に価値があるという「父権制的イデオロギー」に同意署名することにはならないのか、という問いにフェミニズムはこれまで一度もうまく答えることができなかった。にもかかわらず、「この問いにフェミニズムはこれまで一度もうまく答えることができなかった」という事実を冷静に受け入れたフェミニストはほとんど存在しない(シモーヌ・ド・ボーヴォワールはその例外的な一人である)。(『女は何を欲望するか?』、6-7ページ)

 どうなりたいのか、どうありたいのか、どうなっていくだろうか、というようなことを、この内田の記す問いを眺めて考える。
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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