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読んだり、書いたり、編んだり 

自転車で図書室へ(II)

 晩ご飯の後、借りてきた別の本、外川正明の『教育不平等 同和教育から問う「教育改革」』(解放出版社、2002年)を読みかける。あまりおもしろくないような、ツッコミを入れたくなるような、そう気合いが入る本ではなく、途中でやめようかと思いながらも、たらたらと読み終えてしまう。

 教育を受ける重要性という筆者の話は、ところによっては「文字文化に親しめるようになって、単純労務者にならないこと」のようにも読める。そこのところ、筆者の意図とは違うのかもしれないが、私には「教育を受けて、成り上がる(成り上がれる)ことに気づくことさえできない(奪われてきた)部落の文化」という風にも読めて、コトバ足らずなのかなあと思えた。

 また「部落出身者のなかの安定層の拡散(部落の外へ出ていく)と生活困難層の部落への凝縮(部落に吹き寄せられてくる)」という話は、感覚的には分からなくもないのだが、この人の用語として、「部落」とは場所を指すコトバであり、かつ、「部落出身者」とは血筋を指すコトバのようである。前者については、これがお役所用語としての「同和地区」ならば、あれは区域を線引きした箇所を指しているからな・・・と思い、とすると、やはり「部落」の出身であるというのは、血筋のことを指すのだろうかと考える。どうなのだろうか。
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第66回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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