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読んだり、書いたり、編んだり 

年寄り(I)

 「無限色のクレヨン」は悪くなかったのだが、「おならうた」は期待しすぎたせいか、(え、もうおわり?これでおわり?)と思った。

 昨日の朝、ふたたび自転車にて健診を目指す。坂の上まで自転車でのぼりきるとやはり胸がばくばくする。8時50分頃に健診が始まるのを待つ列に並び、9時少し前に始まってから、尿検査と胸部レントゲン撮影と血圧測定を受けた。尿検査はすべてマイナス、血圧はやや高めに出たせいか、「深呼吸して、もう一度測ってみてください」と言われて2度測定した。上が122、下が78だったか。「歳の割には高め」と20年くらい前から言われているけれど、だいたい上が120、下が80で決まっているので、そう問題はなかろうと思う。思っていた以上に素早く健診がすみ、またバスに乗って出勤。

 夕方は、妹2号と父ちゃんちへ晩ご飯を食べにいくことにしていた。モノレールに2駅乗って、25分ほど歩く。すっかり空腹でたどりついたら、おかずは納豆と昆布の入った天ぷらだった。ウマかった。父ちゃんの話のしかたや暮らし方が、(年寄りくさくなったなあ)とつくづく思う。同じことを3度4度繰り返す。テレビの音が大きい。やや気弱になったようにも見える。面倒くさがることが増えた。

 「昨日、お母さんのイトコだという人から急に電話がかかってきてな、初めは誰のことかまったくわからなくて、どちらにおかけですかとも言うたんや。お母さんのイトコ、父方の姉の娘ですと言うとった。つまりお母さんのお父さんのお姉さんの娘や。Kですと、旧姓はOですと、言われても誰のことかわからんかったけど、イトコといってもお母さんとふだんのつきあいは全くなかったらしい。どこかで聞いたんか、病気だと聞いたのでって電話をくれたらしいんや。Kさん、旧姓Oさん、お母さんのイトコやって。弟が大阪におりますが連絡先を教えましょうかと言うたら、いやそちらは知ってます、Tさんでしょうと言うとったから、なにか思いついて電話してきはったんやろう。ふだんはぜんぜんつきあいなかったらしい。お母さんの名簿[母ちゃんの住所録]にも名前のない人やったし、お父さんにはぜんぜんわからん。お母さんの父方の姉の娘や、Kさん。お母さんが病気やと聞いたのでと急に電話してきはってな。お父さん、まったく誰のことかわからんし、初めはおかけ間違いじゃないですかと言うたんや。・・・・・」云々
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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