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読んだり、書いたり、編んだり 

雑誌の影響力(I)

 久しぶりに暑くなる。半袖にもどる。出勤のクルマのなかは、ほかほかとしていた。午前も午後もエイゴの本・読み。午後のほうはなかば業務命令で、一緒に読んでるDちゃんと「ここはどういう意味なのか分からなんだ」という話をえんえん続け、2時半に始めて、気が付くともう5時をまわっていた。行動主義(behaviorism)の考え方とは違うところから自己概念(self-concept)の考え方は出てきている。取り出して確かめたりすることのできないもの・目には見えないものだが、その存在を想定することによって説明できることがある。たとえば「服装の乱れは心の乱れ」という警告は、selfというものの存在を導入してはじめて出てくる発想なのだろう。

 K女子大の来週の授業はどうするかな~と思いつつ、帰宅。帰ってみるとシェフは一心不乱にマンガ読みに取り組んでいて、ぜんぜん晩ご飯にありつけそうにない。18巻もあるコワそうなマンガを読んでいるのだった。しかたがないので「おなかがへったー」を時折主張しつつ、酒井順子の『煩悩カフェ』を読む。「女であることを利用したい煩悩」という項がなかなかおもしろかった。8時半頃になってようやく、豚バラをじゅうじゅう焼いたのが出てきた。これに「チシャ味噌(というものをシェフが買ってきていた)」をちょろりとつけて、サンチュでくるんで食べる。ウマーイ。お供はビールである。続いて、麺を茹でるだけ、スープも具もパックされているという冷麺。これがなかなかいけるのだが、難点はゴミがたくさんでることだ。

 食後、シェフが先日買ってきた久保ミツロウの『3.3.7ビョーシ!!』を4冊続けて読む。週刊マガジンに連載中のマンガである。その後、なにか授業の参考になるかと思いつつ、すいぶん前に買っておいた松原惇子の『クロワッサン症候群』(文春文庫、1991年)を読みかける。ざっくり言えば、「時代の影響をモロに受けた女性たちのその後」という話である。1970年代末から80年代にかけて“女の生き方”を前面に出した誌面展開を続け、とりわけ“自立した女性”絶賛路線をあゆんだという雑誌「クロワッサン」が、当時20代だった女性たちに無視できない影響を与え、その結果として30代になってウロウロしてる独身女性が多くうみだされた、という調子の本。親本は1988年に出ている。ちょうど私が大学に入った年である。
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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