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給食・学校・散髪(I)

 今朝ネットで見た新聞で「中学校給食の主食、男女の差をつけ27年 富山市」(朝日新聞)という記事があった。「男女はエネルギー代謝が違う」という理由で、弁当式に配食される米飯の量や色分けされたパックで届くという食パンの厚さが男女で違うのだそうである。
 先週のK女子大の授業のときに書いてもらった「男女の扱いにみられる隠れたカリキュラムの例」には、男子優先の慣行や、男女の役割分け、色分け等々、なんや私の世代と変わらんのやなあと思う話がいろいろとあった。その中に給食について書かれたものもいくつかあった。「男子がお代わりしても何も言われないのに、女子がお代わりすると冷やかされる」とか「女子がお代わりしようとするのはためられわれる雰囲気があった」といった表現に混じって、「男子のほうが給食が多かった」というのがあった。私はお代わりネタと同じで、女子がお代わりしづらくて、結果的に男子のほうがたくさん給食を食べている、ということだと思っていた。もしかしたらそうかもしれないが、この新聞記事を見て、もしかしてほんまに「男子のほうが給食が多かった」んかもしれんなあと思った。記事はこんな中学1年生の声も載せている。
▽ある1年女子は「入学したときは驚いたけど、どっちみち、そんなに食べないから」。「男はたくましくってことだよ」と語る1年男子もいた。

 そして「主食の男女差」の理由については、こう書かれている。
▽市教委は、長年の慣行であることと、男女によるエネルギー代謝は違うことなどを区別の理由としている。「男女差別のつもりはない」という。

 エネルギー代謝の男女差と、エネルギー代謝の個人差と、どっちが大きいのだろうなあと考えた。私が富山市の中学生だったら、お腹が減ってお腹が減って、授業に身が入らなかったかもしれぬ。私が通った中学校は給食はなく、私は「最盛期」にはご飯だけ詰めた弁当箱とおかずだけ詰めた弁当箱の2つを持って(その弁当箱の大きさは周囲を参照するに女子並みではなくて男子並みであった--後の高校時代には「同じ弁当箱」を持参していた男子を目撃するに至る)、それだけでは足りずに購買でパンを2つ買って食べていた。富山市の食欲旺盛かつエネルギー代謝の大きい女子中学生は、どうしているんだろうなあ。食の細い男子中学生もいるだろうになあ、これで「残さず食べるよう指導」なんかあったら、きつかろうなア。
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在92号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第69回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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