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読んだり、書いたり、編んだり 

給食・学校・散髪(II)

 火曜はそのK女子大への出稼ぎdayだが、今日はK女子大がなんとか記念の日で休み。しかし来週からは夏休みまでずっと(つまり前期がすむまでずっと)休みなしだから、次回、その次、その次、、、のネタを仕込まなければならぬ。ということで今日は一日籠もって読書。久しぶりに天気がよく、洗濯する。このところ雨や曇りや肌寒い日が続いてすっかり洗濯物がたまっていて、洗濯機を2度まわす。干した先から乾いていきそうな晴れた空がみえる。家で仕事をしようというときは気をつけていないと、ついつい家事に入れ込んでしまう、と洗濯物を干しながら思う。今日は介護に行って同居人も不在である。
 K女子大では「隠れたカリキュラム」をテーマにもう1度やって、そのあとは「ヒロインたちの人生-女性はどう語られているか」という題だけ考えてある。初回の授業時間のあとに書いてもらった感想ではこの「ヒロインたちの人生」がおもしろそうとか興味があるとかと書いた学生が数人いた。しかしまだどんなんにしようか海のものとも山のものとも、、、。
 斎藤美奈子の『あほらし屋の鐘が鳴る』を読んでしまう。時評ネタのほか女性誌分析と読書案内が入っている。とくに女性誌を読み解いてみせるその文章はリズミカルで、講談調に読み上げてもおもしろい。いまの大学生はどんな雑誌を読んでいるのだろうかなア。
 洗濯物を干しおえて、小倉千加子の『アイドル時代の神話』(朝日文芸文庫、1994年)を読み始める。1980~90年代のアイドル現象を評した本、というのだろうか。ナンシー関のテレビ評にも似ているような気がする。この人はこういう人なんですよ、このドラマに出た誰それはこういう役回りで、それを世間はこう受けとめたんですよねえ、といった調子に聞こえる。その口調は斎藤美奈子を読み終えた余韻のためか、最初は乗りにくかった。紋切り型を切っていこうとして、その表現が紋切り型、、、という印象も受けた。もとは三分冊の単行本だったという『アイドル時代の神話』を合本したこの400ページほどの文庫本を読み終わる頃には、“フェミニズム”に持ち込んで話をつくっていく方法にも慣れた。ただし、小倉にとっての“フェミニズム”は“正義とか平等を声高に叫ぶ「清潔」印の「貧困」派”<b>ではない</b>。読んでみたくなったのはサラ・パレツキーの探偵小説(名前だけは知ってるが未読)。
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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