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読んだり、書いたり、編んだり 

給食・学校・散髪(III)

 おもしろいと思ったのは、黒柳徹子を語ったところで挟まれたこんな話。
▽私たちは子どもの頃、数を数えることを教えられると、数字という道具を使って世界を再構成し、数字なしに見ていた世界の風景をたちどころに忘れてしまう。言葉という一見便利そうな道具は、私たちの思考を節約してはくれるが、しかしより素晴らしい思考をもたらしてくれるわけではない。
 普通の人間が辿る数や言葉にたよっている思考は、万人に普遍的な成長ではない。(247ページ)
 
 『アイドル時代の神話』のあと、帰ってきた同居人と買い物に出る。やや質素な晩ご飯のあと、数年前に読んだ島森路子の『広告のヒロインたち』(岩波新書、1998年)を読む。とりあげられたヒロインたちの一部は、小倉が論じたアイドルとも重なっていて、なによりもテレビの時代の広告の話は、やはりテレビというメディアを中心に論じた小倉と重なっていて、同居人の持参品テレビが置かれる前はまるまる7年のテレビなし子生活を送った私は、もうちょっと見ておいたら、もっとこの本はおもしろかったやろうなーと思った。島森が「テレビという、典型像を相対化していくメディア」(19ページ)と書いているところが印象に残る。
 
 風呂掃除をして、水を張って、ずいぶん髪が伸びてキューピーちゃんのような寝癖がつくようになった同居人の散髪。お風呂前に、バリカンで刈り上げる。まだ同居人が入院していたときに、病院で借りたバリカンで刈り上げてから、もう何度目か。
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在92号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第69回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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