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読んだり、書いたり、編んだり 

印刷完了/花冷え(II)

 公民館を辞して、近所の文房具屋(公民館の印刷機を利用するようになるまでは、ここで大量のコピーをしてブックマークをつくっていた)へ寄り、目が見えにくいという読者のための拡大コピー版を1部つくる。そこでも「お母さん亡くなってから何年?」「3年になりますねー」という話が出た。母ちゃんはここで暮らしていたのだということと、まだおぼえてもらっているのだということを感じた。

 その後、父ちゃんちへ立ち寄ったところ「連絡しておけば、まんま食わせてやったのに」と言われる。父ちゃんちでご飯を食べるには予約が必要なので、ギリギリまで版下をつくっていて飛び出してきた今日は、発送用の封筒などを取りに寄るだけのつもりだった。昼ご飯も遅かったし、しばらくしたら帰るからと言うのに、人の話をなにも聞いていないのか、オヤゴコロというものなのか、父ちゃんはなぜか「食べて帰れ」と冷蔵庫や冷凍庫を多少あさって、箸を並べてくれたのである。「そんなにおなかへってへんしー」などと言いながら、結局私と同居人は、父ちゃんの明日のおかずになるはずだった天ぷらの残りや漬け物などで軽くご飯を食べてから父ちゃんちを出たのである。

 花冷えというのか、今日はずいぶん寒かった。風の冷たさは昨日以上である。あちらこちらで桜がほころび、三分咲きかと思うような木もあって、陽も射している。そんな見た目を裏切る冷え込みに、今日は寒い寒いと思うばかりだった。久しぶりに石油ファンヒーターをつける。

 父ちゃんちの帰りに古本屋へちょっと寄って、この数日ビョーキのように読んでいる酒井順子の本をまた5冊買った。さらにその近所のドラッグストアで日用品の買い物をして帰宅。買ってきたばかりの酒井順子の本を読もうとして、「あ、こっちが先や」と、読みかけていた『かわいい顔して・・・・・・』(角川文庫、2000年)を読んでしまい、続けて本読み風呂で『東京少女歳時記』(角川文庫、1995年)を読み、風呂上がりに『世渡り作法術』(集英社文庫、2001年)を読む。
 ちょいと面白かった作者のものを数冊まとめて読むことは多いが、このたびはちょっとこわれかけている。タイミングというやつか。
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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