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父ちゃんのおせち料理(I)

 今日から同居人は里の石川へ帰省。奴は1年前は「安静に」ということで帰らず大阪で過ごし、2年ぶりの石川での年越しである。私は年明けに追ってお邪魔する予定。そして私は父ちゃんちへ、料理の手伝いなど。夜には妹1号と、妹2号&その夫と3人が蕎麦を食べにくるので、下準備である。3人とも今日も仕事である。エライ!
 父ちゃんの「おせち料理」づくりも何年目か。あれだけ神経質なくせに、化学反応でもある料理に対しては何ともいえない大雑把さを発揮する父ちゃん。口癖は「バサーッ」とか「ドサドサッ」である。テキトーに「バサーッ」とやれるのは達人だぜ、父ちゃん。「まずは基本の分量でつくってみて、それからテキトーにやれば」と何度か意見してみたが、父ちゃんの実態は「料理の本どおりにはやらない(←と断言)、ちらっと見て、バサーッ」である。父ちゃんの言い分は、レシピ通りだと「甘ったるい」からだと。砂糖を憎んでいるとしか思えない扱いをする父ちゃんは、極端に走ってレシピなどお構いなしに「砂糖ゼロ」を敢行したりする。「砂糖にも防腐とかモノをやわらかく仕上げるとかいろいろ役目があるねんで、と言ってみても、人の話など聞いちゃいねーので、砂糖ゼロでもいかにうまくいったかへと話は飛ぶ(あまりうまくいっていない気もするが)。
 父ちゃんの料理に関する笑い話はいくらでもある。あれはいつだったか、正月の茶碗蒸しが異様な風味で出てきて、よくよく質すと「料理酒のかわりに焼酎を使った」ことが判明。しかもアルコール分がほとんど飛んでおらず、すごかった。醸造酒と蒸留酒は全然違うぜ、父ちゃん。果実酒ばかりつくっていた時には、砂糖ゼロの作品や、黒砂糖仕込みの作品が誕生していた。いずれも「なんかちがう」ものだった。糖分によって浸透圧が果物の成分を引き出して・・・・・と言っても聞きそうにないので、果物を漬けたというよりは浸けただけに等しい焼酎や、黒砂糖の独特の風味と果実の香りが混濁した焼酎などを飲んだこともある。ニンニクが好きなのはわかるが、ほとんどすべての料理にガーリックパウダーを一振りするのは勘弁してもらいたいとも思っている。そんなこんなで今月初旬の「闇鍋のごとき蟹とテンプラ鍋」程度はいつものことなのだ。
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在92号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第67回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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