FC2ブログ
 
読んだり、書いたり、編んだり 

父ちゃんのおせち料理(II)

 とはいってそんなげてもの料理ばかりというわけではない。たまにはヒット作もある。そういうときは「美味しい!!」とほめちぎって、次回にもそれが出てくることを期待する。そのままのレシピで(「妙な一工夫」が加わらないことを念じて)次回もサーブされることを待ち望む。 

 父ちゃんも歳なのか、面倒がることが増えた。「おせち料理」も規模を縮小すると早くから宣言していた。「お前らに持って帰らせようと思ったら、どっさりつくらなあかん」と言う。このたびは自分が数日食べる分だけちんまりとつくるのだと言っていた。しかし、これが親心というものであろうか、そう言いながらも私が昼前に行ってみると、すでに父ちゃんはけっこうな量のあれこれを仕込んでいたのである。私はその続きを言われるままに、レンコンと高野豆腐とコンニャクを煮染めて、酢レンコンをつくり、栗きんとん風に芋を加工し、きんぴらゴボウをつくり、紅白なます風のものをつくり・・・・・蕎麦のだしをつくり、絹さやとほうれん草を茹で、ご飯を炊いておにぎりをつくり、、、 (けっこういろいろ手伝ったなア)。
 歩く腹時計の私と違って、父ちゃんは時計を見ながら規則正しい生活を送っているので、それにあわせて6時に父ちゃんと蕎麦を食べた(夜中におなか減るなア)。妹たちが来るのは8時か9時頃ということだったから、蕎麦を食べてから一休み。
 藤森照信の『タンポポ・ハウスができるまで』(朝日文庫、2001年)をついに読み終える。なんで屋根にタンポポを?というのは、たしかに本を1冊書けるくらいオモシロおかしい話がたくさんあるのだった。

 父ちゃんの積ん読本を物色すると、坂本龍一ほかが編んだ『非戦』(幻冬舎、2001年)があった!ちょっと読んでみたいけど、買おうかどうしようかと思っていた本である。最初のほうをしばらく読んでみた。悪くない。けれど、昨日芝生の本で「テロ」もしくは「テロリスト」という言葉について読んだ私は、少なからぬ寄稿者が用いている「テロ」や「テロリスト」といった表現(もちろんカッコはついていない)にちょっと引っかかってしまう。父ちゃんが読んだら貸してもらおうと思う。

 8時半頃に妹たちが到着し、蕎麦をふるまう。その後、父ちゃんの「おせち料理」が分配され、クルマに同乗させてもらって帰宅。石川より電話。大阪よりかなり寒いらしい。
 
 
プロフィール
 
 

乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
    乱読ブログバナー
本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在92号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第67回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

amazonへリンク

 
 
最新記事
 
 
 
 
最新コメント
 
 
 
 
カテゴリ
 
 
 
 
Google検索
 
 


WWW検索
ブログ内検索
Google
 
 
本棚
 
 
 
 
リンク
 
 
 
 
カウンター
 
 
 
 
RSSリンク
 
 
 
 
月別アーカイブ