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読んだり、書いたり、編んだり 

業務用

 立ち読みですませようと思っていたのに、本屋でみつけられなかったので(出てすぐだからか)、注文して買ってしまった。そして1時間ほどで読んでしまった。山内志朗の『ぎりぎり合格への論文マニュアル』(平凡社新書、2001年)。「なにがやりたいかわかりません」とか「なにかないですか」と言う人が複数いるので、「まあこれでも読んでおけば」という本として使おうかと思っていたのだが、これを読んで「ぎりぎり合格」になるのかどうかは・・・・・。文章を書く上での最低限のマナーという意味では、句読点のことからはじまって、偏執者もとい編集者的なアドバイスがかなりたくさん含まれている。それと、「乱読せえ」としつこく繰り返してある。ところどころに【教訓】が挟まれていて、そのひとつはこんなのだ。
▽新聞・雑誌・テレビでよく取り上げられる問題を、論文の〈主題〉にしてはならない。十年、いや二十年早い。(78ページ)
 もうひとつしつこく書いてあるのが「論文を書くとは、本を読んで、本の内容をまとめることではない」(41ページ)ということである。帯に書いてあるほど「この本を読みさえすれば」という感じはしなかったけど、これからの時期売れるのかもしれない。
 文体は「棚から哲学」(土屋賢二)風。
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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