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今朝の春―みをつくし料理帖(高田郁)

今朝の春―みをつくし料理帖今朝の春―みをつくし料理帖
(2010/09)
高田 郁

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やっと健診がすんで、ハラヘッタもきわまり、へなへなになって帰る。ご飯を食べて、借りてきた『今朝の春』を読んで、休息。昨年度はフェミックスに移ったどさくさで健診に行きそびれたが、食事ヌキで検査する意味は多少わかるものの、(健診で具合がわるくなりそうじゃー)とやはり思うのであった。

「みをつくし料理帖」のシリーズは、1巻、2巻3巻とも人から借りて読んでいたが、このたび別の人から4巻を借りることができた。

あいかわらずうまそうな話である。そして、料理帖でもあるが、物語でもあるのだった。
ほぼ1年ぶりに続きを読んで、少しずつ登場人物のことや話の筋を思い出す。
小さい頃に火事に遭ってふた親を目の前で亡くし、それ以来しゃべれなくなった太一を、なさぬ仲のおりょうと伊佐三は親となって大切に育てている。なんとか太一の声を取り戻したい、太一に声を戻してやりたいという二人の思いが、思わぬところで親子三人の縁を壊しそうになる。

▼「道々、うちのひとと色々、話し合ったんですよ。あたしたちふたりとも、太一の声を取り戻すことにあまりに必死になり過ぎた、と」
 「声が出ても出なくても、太一は太一。頭でわかっていながら、俺たちは…」
 伊佐三が、眠り続ける太一の頭を大きな掌で優しく撫でる。
 「こいつに、一番、辛ぇ思いをさせちまいました。俺たちゃあ親として至らなかった。帝釈さまはそれをよくご存じで、願掛けが叶わなかったのも、無理からぬことだと思いまさぁ」(p.210)
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在92号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第69回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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