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横浜わくわく

横浜港この週末は横浜も東京も寒い!雪!寒い! 見たりさわったりしてきたところは、「南桂子生誕100年記念展」「イメージの手ざわり展」「痛っ…歯が痛い展」「とおくてよくみえない展」「横浜美術館コレクション展」「二子玉川商店街 青空アート&マート」

横浜市営バス色といいカタチといい、どう見ても阪急バスに見えるが、横浜市営バス。広島の路面電車として、古い京都の市電が走っていたりするが、どっちかがどっちかの払い下げ?たまたまそっくりさん?

「南桂子生誕100年記念展」のミュゼ浜口陽三は、出入り口のけっこうな段差を入ったら、なぜかスロープがあったが、階下に降りる螺旋階段はかなり急で、建物はずいぶんバリアフル。どこかにエレベーターが隠されているのかもしれないが、私にはわからなかった。こぢんまりとした館内は、静かで(階下では空調の音が気になったけど)、天候のせいもあるのだろうが、込んでもおらず、点数も多すぎず、ゆっくりできた。

よしなしうた展示で知ったのは、谷川俊太郎の『うつむく青年』と『空に小鳥がいなくなった日』の2冊の装画が南桂子だということ(現在手に入る新版はいずれも異なる表紙になっている)。この2冊は図書館でも借りてよみ、最終的には買った本だから、これは南桂子だったのか!と驚く。今回の展示は、谷川俊太郎、蜂飼耳、文月悠光の3人の詩とともに南桂子の作品が並べられてもいた。谷川俊太郎の詩のボードの片隅に書かれている詩集のタイトルに…脱字があり、図録もそのままになっていて、どうしてもどうしても気になるので帰る前に受付の人に伝えた。その詩集は『よしなしうた』で、『よしなうた』じゃないよ…。

スペースナナでおしえてもらった、アートフォーラムあざみ野の「イメージの手ざわり展」に行ってみる。さわったら、ひょろろろろ~と何かが出てきたり、会場にタクシーがあって、それに乗れたり、年輩の女性たちがピアノを弾く映像は、なぜかゆるゆると眠くなったり、自分の感覚をいろいろと刺激される展示だった。すごーくおもしろかった。


歯が痛い2日目は、横浜のJちゃんの手引きで、横浜うろうろ。横浜というのは「これは日本で初めて」というのが多いそうだ。郵便も横浜発祥。その横浜郵便局へ行ってみたら、いろいろと多種多様な切手があって、うはうはと仕入れ。切手でこんなにシアワセになれる人もめずらしいとJちゃんに半ばあきれられる。

港をみてから、横浜開港資料館を見物。ポスターがおもろい、これ見よう~と入館。まずは横浜開港にいたるお勉強。古い写真や資料をみると、ここはどこ~?という感じ。2階の一室が企画展「痛っ…歯が痛い─歯科医学の誕生と横浜」で、歯科医師会も共催の、見た目には地味な展示であったが、けっこう笑えるものが並んでいた。

開港資料館_玉楠田河水泡が描いたマンガや(いつの時代も子どもの啓発手段はマンガなのか)、ライオン歯磨きの朝に夜に歯をみがけというポスターの数々や、虫歯をひっこぬく歯医者人形や…。「歯が強ければ体も強く、歯が清ければ心も清い」ってなコピーのポスターもあって、"健全な精神は健全な肉体に"云々の歯のバージョンかいなと思った。

資料館の中庭には、関東大震災を生きのびた玉楠の木が大きくしげっていた。出入り口の上部にある唐草模様なんかがおしゃれ~な建物。

横浜美術館昼ご飯のあと、横浜美術館へいく。企画展の「とおくてよくみえない」は、ひょぉぉぉぉぉ~とうなるような、不思議な音とともに、でっかい布がはためく作品からスタート、どう見ても、田舎の押し入れから集めてきたような柄や材質の毛布(毛玉や虫食いがあったり、この柄見たことあるデというような)がいろいろ掛けてあるフシギな展示室があり、その次は暗闇でうろうろする光をたどって、文字列らしきものを読むような展示室があり、前に東京の近美で見たことのある映像作品をはじめ、映像と写真と文字のならぶ展示室があり、最後はちんちんと言葉の影絵ショーのような作品であった(この最後のが表題作「とおくてよくみえない」だったらしい)。

なんかワカランけど、なんやろな~と思える人や、なんじゃこりゃとツッコミを入れられる人には楽しめると思うが、最後の作品を見て出てきたところで、おばちゃんの二人連れが「凡人にはワカランな」と言ってたのが、妙におかしかった。

それからコレクション展をさ~~~っと見て、ええのんいろいろあったけど、やっぱり球ちゃんが見られたのがよかった。「面構」シリーズから2品と、梅を描いたものと。この梅がまたカッコよかった。球ちゃんは横浜の小学校で教えていたことがあるというゆかりの作家でもあり、今回は展示されていなかったが、横浜美術館は富士シリーズも複数もってるらしい。数年前、名古屋まで片岡球子展を見にいったけど、没後十年とかそういう節目のときに、横美で球ちゃんの展覧会やってほしい!!!

青空アート3日目は、ようやく青空。二子玉川商店街の「青空アート&マート」をぶらぶらしにいく。ちょっと早くついて、まだ準備中の人も多く、もらった地図をみながら、商店街をうろつく。風はつめたい。

思っていたより、しょぼーい感じだったが、そのゆるさがええんかもなと思った。ところどころで、出展者さんとしゃべったり、チラシもろたり、コーヒー飲んだり。そのうちハンズオン埼玉の西川さんほかと会えて、一緒にイカ焼きを食べたり、ハコカメラ(ピンホールカメラ)で撮影体験をしたり、商店街のお店でお昼を食べたり。私が横浜と思いこんでいたニコタマは、世田谷区で東京なのだった。

寒いのには参ったが、ひさしぶりに、美術館やらそんなところで、見たりさわったり人と会ったり、楽しくゆるんだ休日だった。
Genre : 日記 日記
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在92号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第69回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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