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黄金のしっぽ ムーミン・コミックス1巻(トーベ・ヤンソン+ラルス・ヤンソン)

黄金のしっぽ ムーミン・コミックス1巻黄金のしっぽ
ムーミン・コミックス1巻

(2000/07)
トーベ・ヤンソン+ラルス・ヤンソン

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『ムーミンのふたつの顔』で、ムーミン・コミックスの存在を初めて知り、図書館にあったので1巻を借りてきた。

1954年にロンドンの「イヴニング・ニューズ」紙に登場したムーミン・コミックスは、最初の7年の契約が終わるときにトーベの弟・ラルスが引き継いで、その後も連載が続いたものだという。1日たりとも穴を開けられない新聞連載で、ネタにくろうしたトーベは、途中からラルスにあらすじの発案を頼んでいた。そもそも、スウェーデン語でかかれたムーミンのセリフをずっと英訳していたのはラルス。ビッグイシュー152号で、伯母のトーベについて語ったソフィアは、ラルスの娘である。
表題作は、しっぽがハゲてきたことに思い悩むムーミンが、毛はえクスリをふりかけてもらったり、医者に診てもらったり、専門家の診断をうけたあげく、ムーミンママがおばあさんのレシピでつくった「魔法の飲みもの」を飲んで、ふさふさとはえてきた黄金のしっぽにふりまわされる話。

インタビューされ、写真を撮られたムーミンが、新聞に出るものの「ちがう こんなこといってない!」内容、夕刊に載ったのも「こんなのウソだ!」という内容。

黄金のしっぽが注目されて、有象無象が寄ってきて、ファンレターに喜び、返事を書くのが楽しいときもあったムーミンだが、だんだんうんざりしてくる。「名声よ さらば!ヤッホー!」と言いながら、ファンが寄ってきたころがちょっとなつかしくもあるムーミン。

併録の「ムーミンパパの灯台守」では、怖がりのムーミンが「男は勇敢なふりをする」ことについて考えるところがおかしい。スノークの女の子に「危険が迫ったら助けて」と言われて、「助けて助けてって 気楽でいいよな! 男が怖いときはだれに助けてもらうのさ」と思うムーミン。

ママにもたずねてみる「ママ 若いころ 暗闇が怖かった?」 「いいえ  パパのために怖いふりをしただけよ」というママの答えに、がっくりするムーミン。

おかしい、ほんまにおかしい。ぷぷ
 
Comment
 
 
2011.02.19 Sat 09:29 randoku  #vZbA1Su2
子どもの頃に『ムーミン/コミックス』を買ってもらったとは、レアですね~
私は他の巻もよもうと思いながら、貸出冊数のなかでいろいろやりくりしていて、空き待ちです。
  [URL][Edit]
2011.01.29 Sat 17:06 らんぷ店主  #-
「スナフキンは世界で一番かっこいいホームレス」
と言うような文をどこかで読んだような記憶があります。

どういう経緯か覚えていないのですが子供のころ(たぶん幼稚園か小学生低学年)にムーミン・コミックス2冊を買って貰いました(実家にまだあったらレア物ですね!)。
アニメとは違う、ムーミンたちの細くて繊細な指先が印象的でした。
内容はなかなかにテツガクテキで、その当時どこまで理解していたものかと思いますが、何度も繰り返し読んで表紙は外れかけていたと思います。
ムーミンといえば  [URL][Edit]






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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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