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傷を愛せるか(宮地尚子)

傷を愛せるか傷を愛せるか
(2010/01)
宮地 尚子

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この人には『環状島=トラウマの地政学』とか、『トラウマの医療人類学』などの小難しい感じの本があり(この人の経歴もちょっとスゴイ感じやし)、この『傷を愛せるか』もそういう方面の本かな~と思っていた。1ヶ月くらい前に図書館でぶらぶらしてたら、この本がエッセイの棚(914)にあって、エッセイ?と思ってぱらぱらっと見てみたら読めそうだったので、借りてきて読んでみた。

タイトルが内容に合ってるのどうかはちょっと私にはわからんかったけど、この本に入ってる文章はこの人の生活が垣間見える感じで、わるくなかった。
▼日本にも強く波及しつつある米国のネオリベラリズム(新自由主義)が危険なのは、弱みにつけ込むことがビジネスの秘訣として称賛されることで、弱さをそのまま尊重する文化を壊してしまうからだとわたしは思う。(p.104)

いま、立岩真也のよりみちパン!セ『人間の条件 そんなものない』をじわじわ読んでいるところだが、この「弱さをそのまま尊重する文化」のあたりが似てる気がする(文章のスタイルはぜんぜん違うが)。
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第66回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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