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漂流する家族(向井承子)

漂流する家族漂流する家族
(1986/05)
向井 承子

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『We』166号からの新連載「往復書簡」は、木村栄さんと向井承子さんのお二人によるもの。その向井さんから、編集部の40代にということでいただいた本を東京から送ってもらって読む。向井さんが40代の終わりごろに出た本。

帯にはこんな文が刷られている。

いま主婦たちが置き去りにされて
人生とはだれでもがそうなように私もまた薄氷を踏む思いの日々を過してきました。
そんな折々の 自分を探すつもりで書いたものを読み返してみると
モデルのない日々を漂流している現状をまさに私もたどりながら歩いてきたことを痛感させられます
プロフィールは北大を出て、道庁勤務…ということなので、北海道出身の人なのかと思っていたら、ご両親が東京の空襲で焼け出されて北海道にうつったということだった。そして、駆け落ちのように結婚して家を出て…という話も綴られていて、いままで向井さんの本はいろいろ読んできたけれど、取材対象のあるノンフィクションではなく、自身のことをいろいろと書かれた本は、初めてかなあと思いつつ読む。

ちょうど向井さんが母と同年うまれというのもあって、以前から書かれたものにチラっと出てくるご自身の話を読むときには、(母もこんなん思ってたかもしれへんなー)と思いながら読んでいた。私もむかしは腎臓がちょっと不調だったので、子どもが腎臓を患ってるという話にも、みょうに親近感があった。

書いたものからは想像もしてなかったことだが、向井さんは「忘れ物博士」と子どもの頃には付けられていたくらいの忘れ物名人だという。大人になっても、(そんなもん忘れるか?)とついツッコミたくなる忘れぶりで、ここはかなり笑えた。
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在92号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第69回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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