結婚ぎらい(田辺聖子)
![]() | 結婚ぎらい (2009/09/08) 田辺 聖子 商品詳細を見る |
雨が降り続くなか、図書館1へ行き、本を返して、図書館2へ行き、本を返して借りて、図書館1へまた戻って予約していた本を借りて帰る。
久しぶりに田辺聖子の小説を借りる。新装版と書いてあるから、前に出た本なのだろう。「男がキライなものをあつめてみた」という短編集。「オカルトぎらい」「結婚ぎらい」「人妻ぎらい」「家庭ぎらい」「処女ぎらい」「魚ぎらい」「サムライぎらい」。
いつやったか、コレ前に読んだなーという話もあったけど、また楽しく、うひうひと笑いつつ読む。
田辺聖子のあとがきに、こんなとこがある。
▼…人間はその好ききらいの発するところ、かならずユーモアがうまれるので、それを書きたかった。魚ぎらいの女、というのはユーモアにならないが、魚ぎらいの男、というのは、それ自体、生活歴も透けてみえてユーモラスである。(p.278)
魚ぎらいの女がユーモアにならないというのが、どないなことかは実はよくわからんけど、小説はいつものようにおもしろかった。
▼…人間はその好ききらいの発するところ、かならずユーモアがうまれるので、それを書きたかった。魚ぎらいの女、というのはユーモアにならないが、魚ぎらいの男、というのは、それ自体、生活歴も透けてみえてユーモラスである。(p.278)
魚ぎらいの女がユーモアにならないというのが、どないなことかは実はよくわからんけど、小説はいつものようにおもしろかった。
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