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さとしわかるか(福島令子)

さとし わかるかさとし わかるか
(2009/05/20)
福島 令子

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福島智さんの母・令子さんによる本。母の本、だからか、生井さんの本とも、妻の光成さんの本とも、えらい違う感じがした。

福島さんの博論のタイトルは「福島智における視覚・聴覚の喪失と「指点字」を用いたコミュニケーション再構築の過程に関する研究」というのだそうだ。
これって「当事者研究」?
視覚につづいて聴覚をうしない、神戸での療養をおえて、盲学校の寄宿舎に戻ったときの光景を令子さんが最後に書いている。

▼智が何人もの友達の手に触れ、点字を打ってもらって笑っている。智のこれほど明るい笑顔はひさしぶりに見た。

智はもう、一人ではない。智には多くの仲間がある。(P.217)

ひとりぼっちではないこと、仲間がいること、文字通り「多くの手」に支えられていること、そのことは、令子さんにとって、どんなにか心強いものだったことだろうと思う。

ゲラゲラ笑える本というわけにはいかないが、福島智のタネになるものが、この母にあるんかなあと思った。
福島さんの兄たちの言葉も、読んでみたい。
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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